先に要約と目次をつけときます。
※これは熊本・大分地震の時に書いたものです。

①笑顔を大切に
②情報に惑わされない
③援助はありがた迷惑
④東日本民、人ごとに思わない
⑤募金は後回し、物資が先


①笑顔を大切に

 よく、助け合えだとか漠然なことを言う偽善者がいますが、そんな他人事みたいな冷酷なことは僕は言いません。まず、みなさん、笑顔を大切にしましょう!

 今回の地震に関して、大きな揺れを伴う余震が非常に多いということで精神的にも肉体的にも大変だと思いますが、こんな時ほど《笑顔》を大切にしてください。

 《笑顔》は、それだけで自分を勇気付け、周りへ《笑顔》の輪を連鎖的に広げていくことが出来ます。

 泣かないでください。
 
 慌てないでください。
 
 それは、周りの人までを不安にさせます。極限状況での不安は正常な判断を鈍らせます。

 きっと、普段から集団のムードメーカー役の人がいると思います。その人たちは、周りを活気付けてあげて下さい。

もう一度いいます。

《笑顔》を大切にしてください!



②情報に惑わされない!

 Twitterやネット掲示板で、ふざけたデマが拡散されているようですが、信じないでください。自然災害は、厳密で正確な予測など出来ません。九州が今は一番大変ですが、忘れてはいけません。この国は地震大国。関東・東北・北海道・近畿・中部、日本全国民が他人事と思わずに自分にできることを頑張ってください。

 話は戻しますが、ネットで地震予知の検索が増えていますが、信じないでください。絶対いつかは起こる。予知がずれていたから……では済みません。

 ここで、この規模の地震が起こるらしい。こんな投稿を見かけても、拡散しないでください。勘違いする人々が増えてしまいます。

 自分の身を守れるのは自分だけ。判断するのは自分。そして、信じるべきは周りの仲間。見知らぬ『害的外敵』の言葉などを鵜呑みにしないでください。



③援助はありがた迷惑

 援助は迷惑だからするなとは言っているわけではないので、誤解のないよう

 まず、ボランティアに行こうとしている方々。行き方に気をつけてください。あちこち道路が寸断されているのに、必要以上にボランティアに駆けつけると交通が麻痺し、自衛隊や救援物資の輸送、病院患者の移動・搬送等の邪魔になります。

 あくまで自分らは素人です。自分らのような、プロからしたら足手纏いな人々が、本当に大切なものの邪魔をすることは、ありがた迷惑でしかありません。

 ただ、当たり前ですが時と場合によります。以上のことを踏まえて、状況をしっかりと鑑みて、適切な対応を柔軟に行って下さい。



④東日本民、他人事に思わない。

 熊本地震では、火災旋風のような大きな火災は起こっていませんが、都会では大きな火災や津波が予想されます。
 とくに、東南海、東北、大阪は津波による浸水被害に気をつける必要があります。

 確かに、建物の倒壊による被害は少ないと言われています。だからと言って、少ないとは言えません。特に、東京で言えば、千代田区等のような木造老民家が集中している地域は倒壊も火災もより気をつけなければなりませんし、大阪は地下や低地の浸水に気をつけなければなりません。

 私たちの身に、いつ自然災害の恐怖が起こるかはわかりませんが、そして、そこで、運良く助かるかもわかりませんが、その確率を増やすために努力しましょう。



⑤募金は後回し、物資が先

 このような災害が起こると、必ずすぐに募金をやろうという方々がいます。そのような人達に伝えます。それは、今やるべきことではありません。俺、私偉いアピールをする暇があったら、勉強でもしてください。

 募金等は、テレビ局やインターネットのサイト、学校など、十分すぎるほどのところで行われています。しかし、それらは大概一度赤十字などに送られてから、復興に使われます。しかし、今すぐ必要なのは物資です。確かに、物資輸送は国等が行っていますが、現状とても回っているようには思えません。現に回っていません。物資援助を行っているところに資金援助や物資提供を行ったり、近くの人は届けに行ったりする方が現実的です。

 物資の不足は大きな不安を煽ります。

 そして、大概の募金は復興支援であって、今の大変な状態の改善にはなりません。

 もちろん募金の動きを起こすのは大切にですが、それは、もっと信頼の置ける大きな機関に任せて、私たちの中で動こうとしている人は、物資救援の方で動いた方がいいんじゃないですか?募金はあくまで動けない状況にある、受験生や毎日働いている方々やご老人などの中で、助けてあげたいという意志がある人がすることです。

 熊本県庁宛に送れば無料で送れるとのこと。他県についてはわかりません。

 目先の評価や偽善、立場を気にして軽率な行為でそのような行動を起こすのは控えてください。せっかく行動を起こすのならば、より、助けになるような行動を起こしましょう。


話してほしいことがあればコメントまで。追加いたします。

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