前回のエピソードで、愛猫のサビが子供の頃に遊んでいた「ねこまくら」で再び遊びだしたと書いたが、
前回のエピソードで、愛猫のサビが子供の頃に遊んでいた「ねこまくら」で再び遊びだしたと書いたが、
その「ねこまくら」を畳の上で、シュルシュルーと滑らすと、サビがとても興奮することがわかった。
なぜ興奮するかはわからない。そして、なぜそういう興奮の仕方をするのかもわからない。とにかく興奮する。
「興奮の仕方」とは、テーブル(冬はコタツ)にコードが邪魔にならないように引っ掛けておくフックが付いているのだが、
このフックをカチャカチャするのである。興奮して。
はじめは、僕が投げた「ねこまくら」を、
おお!
という顔で見ているのだが、何度か繰り返しているうちに、徐々に興奮してきて、
僕が投げる素振りをするだけで、テーブルに前足を乗せて待つようになる。そして、いざ投げると、
興奮は絶頂に達し、このようにカチャカチャするのである。
その姿は、競馬で自分が賭けている馬を応援するオッサンのようである。応援しているのだろうか、
「ねこまくら」を・・・。
なぜフックをカチャカチャしたくなるのかは謎のままだが、ちょっと面白かったので、ご報告まで。