学生の政治活動について最近話題になってるのでそのことについて少し…
まず大人も含めてですが、デモ=政治活動と勘違いしている人たちが多い中、学生まで認めてはいけません。
もちろん、デモは立派な政治活動と言えますが、それは以下のことがちゃんとしている場合です。
例えば、事前にどのような背景、事実に基づいて、どのような理由でこうこうこういうことを主張しますという説明があることや、デモはあくまでその周辺の住民の迷惑にしかならないので、時間帯や、救急車の走行の邪魔などをしないことといった、最低限の配慮。
まず、前者に関してですが、ほとんどのデモは、ただ政策の過大解釈を思わせるような広告で人を集め、ろくに対抗策も考えず、自分たちの不利益になることであれば一方的に主張するというようにしか見えません。
はたして幾つのデモが、説明を行い、対抗策も練った上で、参加者が共通の見解を持って行っているでしょうか?
ほとんど全員がストレス発散にしかなってません。
それどころか、自己満足にしかなってません。
まあ、それが大人なら、「いたい大人だなー」と思われるだけで知ったこっちゃないんですが、学生がその影響を受けると、ろくに勉強もしないで、事実を知り、考察をするという過程をすっ飛ばして、そのある種の偏見に染まってしまい、取り返しのつかない悪影響となってしまいます。
後者の方は、特に周りの見えない学生や、デモをすることで変革をしている、民を導いていると、自己陶酔している政治家に多いのですが、それは、ただ配慮しろというだけのことで、難しくないはずです。
よって、デモのようなかたちでの政治活動に学生が参加する場合は、
大人が最低限の配慮をもち、
その目的を背景を含めはっきりし、
自分たちが向かって行きたい方向、
そして、その具体的な実現可能な案を提示するというような状況になったら、
学生も参加していいんじゃないかと思います。
それができていないなら、政治活動に参加するのではなく、政治についてはまずは勉強するところから始めて、また、将来のための経験や受験勉強をした方が有意義です。
というか、このことが完璧な人などいないのですから、政治活動に参加する余裕のある人はいないはずなんですがねー…