その

時間


其の濃淡



それは時間の温度には左右されない



ただ


濃い世界は温度が高くなりやすくもある

薄い世界は他の世界の影響もうけやすくもある



世界の濃淡


其の基準

自分の世界


自分の世界より濃い世界にいくと

おそらく色々耐えられない

逆に薄い世界に行くと

ものたりない


そのまま多分世界から弾かれる


それがひとつの


夢の世界

だとおもわれる


通常夢というのは


支離滅裂な内容が多いのだが


たまに


真っ当な夢があると思う



それは自分の世界と平行にある


同じ時間軸の世界に飛ばされた結果であるのだ。



そこで自分の濃さと合わないで

耐えられなくなった場合


其の世界からはじき出される

もし其の世界にあってしまい


其の世界にとって必要とされてしまったとしたら


恐らく其の世界にとりこまれてしまうだろう



もっとも本人には其の自覚は無いのだろうが




ここで一つ超人という言葉を用いて

一つの仮説を導き出せる


その世界を自由に行き来できる

其の存在を


超人

とよぼう。



いわゆる錬金術とは

この能力のことを言うんだと思う


鉄なら鉄を媒介にして

別世界から

金なら金を召喚する

其の技術を


錬金術の一つの技だと思う


無から何かを創造することはできない


これは必然で

なにかを媒介にしないと

色々なものを取り入れることが出来ない


あるいは

自分の魂

寿命

を媒介にして何かを召喚することは

可能だろうが


世界は
似たものを媒介にしないと

おそらく代替のものを授けてはくれないだろう。


だから


なにもないところから

ものを作り出すことは不可能だろう


これが


平行世界に関する私の見解だ





さあいい時間になってしまった


本を返却して帰ろう


ここで

わたしはある過ちを犯すことになる


しかしこれが


あるきっかけをもたらすことになる

SET19 ポアンカレ予想的見地による時間軸の濃淡長短といったものの予測~終章

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