というわけで桜を見に行こう~

え、え、なんで??

昨日約束したんです~

それに、前は見れなかったから

ほら~行こうよ~

そういえば日記に書いてあったあったっけ。

てことは俺は昨日のこと覚えてないのか、、

けれどなんだろうか、不思議と不安はない。

逆に今日を楽しみにしていた気もする。

この環境に慣れている。

これはきっと

アヤメのおかげだ。

自然と彼女の名前が出てきていた。

!!

今日はまだ自己紹介してないのに!!
すごいすごいよ桜太!!

そして両手を広げ俺に抱き着こうとした。

!!

、、、、、

だが寸前になって
何かを思い出いしたのか抱き着こうとするのをやめたのだった。

??

きっと桜太の記憶ももうすぐ戻るよ!

さあさあ行こう!!

うん!

長い廊下だった。

朝ということもあってか、人とは誰も遭わなかった。

そしてその先には

満開の桜だった。

おお、、、、

思わず感嘆の声をあげてしまう。

毎年家族で、、、、

毎年家族で、、、4人で桜を、、、

ダメだ、意識が朦朧とする。

最後に一緒に見たかった

私は桜太を助けられたかな、、

ごめんね、私じゃお姉さんの代わりは、、、

強く生きて、、、

だって桜太は、、、、、

景色が暗転する。

まどろみのせかいへおちていった。

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