鼻で笑いながら無数にささる針を抜く彩
ちゃんと夜太さんの目の前で殺してあげたかったな、、しょうがないか、、さて、行くよ太郎君、、
どこ行くの?死んでないんだけど私?
そんな馬鹿な!?
致命傷だったハズだ!?
まったく、女の体になんて事してくれんのよ?
どれだけ手入れが大変だと、、
そんな事言ってるんじゃあない!!
「死んだ」ハズだ!?
さあね〜
アンタが下手クソなんじゃない?♡
鼻で笑いながら無数にささる針を抜く彩
冗談じゃない、、、
「異端殺し」は管轄外だ、、まったくあなた達夫婦は、、
ビックリショーはここまでよ、、、
さて、今なら逃げる時間をあげるわ、、
アンタが決めなさい?
誰が!?
必ず夜太さんとあなたと太郎君は私が、、
聞き分けがないってのも、、、
困ったもんね、、
彩は言い切ると同時に男の目の前に一瞬にして近づく
なんて、、、早さで、、、
ぐぁぁぁぁぁぁ!!
彩は、男の手を関節とは関係ない方向に曲げた
一応、私を殺しかけたんだからおあいこでしょ?
野蛮な、、、ぐぅううう、、、
男は折れた腕を押さえながらうずくまる
そんなな腕じゃもう、得意の針は投げられないでしょ?とっと帰りなさい?
次は首をへしおるわよ?
さて、帰りましょうか、太郎、、母親としてあなたを全力で守るのは当たり前の事だけど、、
さすがに私も疲れたわ、、、
うずくまる男を横目に、彩は太郎を抱える
私が殺すと言ったら必ず殺す!
必ずだ!!
男が、懐に手を忍ばせる
彩ぁぁぁぁぁ!!
離れるんだ!!
え?
夜太、、、?
彩の胸に一本の針がささった