夜太は、はしゃぐ太郎と彩をみて、一息ついていた
うわぁー!すごいやぁ〜!
まぁ、ゆっくり出来る規模ではあるよね
あっちに綿あめ出てるわよ?太郎?
アレ、、、食べれるの?
食べれるわよ、モチロン!食べたい?
いいの?お母さん!?やったー!
楽しそうで何よりだ来てよかった
夜太は、はしゃぐ太郎と彩をみて、一息ついていた
ねぇねぇ、お父さん、あそこにあるのは何?
太郎は輪投げ屋に目を輝かせていた
輪投げかぁ〜
ずいぶん、してないなぁ輪投げなんて
太郎、やるかい?
うん!やってみたい!
私、あっちで、リンゴ飴かってくるわね
うん、いってらっしゃい
さて、やろうか太郎
すいません、輪投げいいですか?
いらっしゃいませー!どうぞ、どうぞ
すいません、じゃ太郎、投げてごらん?
うん、、、
よーし、、えいッ!
狙いを定めて投げる太郎だが輪が棒に入らない
ありゃ、、、
惜しいんだけどね、僕がやってみてもいいかい?太郎
うん、、お願い、お父さん、、
よ〜し!
えい!
すんなりと輪を棒に入れる夜太
おぉ!お客さん、上手いですね!
すごいや、お父さん!
もう一回やって!!
参ったな、、お店の人に迷惑だよな、、
たぶん、全部入れちゃうよ僕、、
気にしないでドンドンやって行ってください、お客さん!
すいませんなんか、、、
それから次々棒に輪をいれて行く夜太
本当に上手ですね、お客さん!
いやぁ〜輪っかの扱いだけは昔から得意で、、
そうやって散々人殺しをしてきたんですもんね?
!?
しまった!
夜太は見当違いの答えが返ってきたの同時に体が痺れて動かない事に気づく
どうしたの!?お父さん!お父さん!
あなたは最後です、夜太さん
今あなたが痺れてるのは、痺れ針をつかったんです、まずあなたの子供から殺します、次はあなたの奥さんを、、
逃げろ、、太郎、、逃げるんだ!
お父さん、しっかりして!お父さん!
さて、この子は預かっていきます
男に担ぎあげられてしまう太郎
やめ、、、ろ、、、その子は、、何も、悪くないんだ、、、
さて、一旦お別れです
男は一言言い残し立ち去ろうと動きだした
離せ!離してよ!お父さんが!
彩が異変に気づき、走ってきた
夜太!ヤダ、、、、、アンタどうしたの!?
大丈夫なの!?
僕は、、、大丈夫だから、、、
それより太郎が、、、太郎が、、連れ去られて、、、彩、、太郎を、、、
走り去る男に指を指し彩に伝えた
なるほどね、久々に頭にきたわ、、、
私行ってくるわよ?
彩、、気をつけ、、て、、、
ゴメンよ、、、
アンタは黙って休んでなさい、、、
じゃあ、行ってくるわよ?
彩は尋常ではない早さで男を追った
参ったな、、、彩、、、どうか無事で、、