*** 後日談 ***

雪也

……

 騎士たちの活躍により、改心した雪也は日常へと戻った。
 ごくごく普通の日常、傷は忘却が癒していく
 時折、闇のものへの恐怖、彼女への愛が、彼の心を蝕むが
 それでも、彼は生きていく。

そして、人生という名の冒険は続いていく……

……

 堂島ほのかは円卓の騎士になることはなかった。
 ある程度、退魔の仕事を行ったが、やはり魔剣が砕かれた影響は少なからずあり、30歳を前に引退した。
 だが、彼女のそばには必ず一人の男性がつき従っていた。
 引退したあとも、彼女たちは供にあった。
 それが、彼女にとって幸せだったのかどうか

 それは彼女しかわからない

エピローグ 氷と炎の後日談

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