出産のお話の続きです。

促進剤、急激に陣痛が始まるので
すっごく痛いということは聞いていました。

でも、エコーでの推定体重は3,000g。
これ以上大きくなると産むのが大変だろうなと。


心配性で、不安症の私。
出産の仕方とか、呼吸法とか
妊娠中はそんな情報排除してました。

怖くて怖くて…。
いや、母親失格っていうことはわかってます。
ちゃんと現実と向き合えよって感じですよね。

本来は、徹底的に調べまくって
不安をなくそうと必死になるはずの私が、
何故だか出産に関してはどうにかなるだろうと。



会えるのが嬉しい!早く会いたい♡
っていう反面、
産むの怖い、無理!っていう気持ちの方が
実際は大きかったです。


そこを通り過ぎると、
どうにかなるでしょうと楽観的に。

それを感じ取って、
はるちんはゆっくり出てきてくれたのでしょうか。

はるちんがぉかあたと言えるようになった
1歳2か月ごろのお話。

はるちん、お母さんはー?

私の肩をポンポンしながら、

ぉかあた

おぉ!分かってるー!
私=お母さんだと認識できてることに感動。


その直後

ぉかあた

と言いながら、テレビを指さすはるちん。


そこにいるのは、北川景子。
嬉しいけど全然違う。

比べるにはあまりにも美しすぎる。

はるちん、違いすぎるよー

ぉかあた

テレビをつつきながら、言う。

お母さん、そもそもテレビに出てません。


この頃のはるちんの中では、
髪が長くて私ぐらいの女の人は、
全てお母さんに見える、という事に気づいたのは、
何人目かのお母さんと対面した後でした。



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