今日もいつもの様に学校を終えてから、
絵美が俊之の部屋へ来ている。
今日もいつもの様に学校を終えてから、
絵美が俊之の部屋へ来ている。
俊之はベッドに横になり、
絵美はベッドの縁に座っていた。
扇風機が勢い良く回っている。
先程まで二人は夏休みの計画を立てていて、
先ずプールへ行く日程を決めた。
暑いな~。
当たり前だよ。
夏なんだもん。
そんな身も蓋も無い事を
言うなよな~。
だったら、当たり前の事を
言わないでよ~。
ふ~ん。
そう来る訳ね。
俊之はちょっと拗ねる様に言った。
うん。
ふふふ。
なぁ。
何?
Hをしよっか!?
えー!?
嫌?
うーん。
嫌じゃないけど。
けど!?
一つ聞いていい?
何?
俊君がHをしようと思った
理由が知りたいんだ。
そんなもん、好きな女の子と
Hをしたいと思うのは、
男だったら当たり前だろ。
そうじゃなくてさ~。
判っているよ。
さっきのお返し。
意地悪をするなら、
私、帰ろうかな~!?
ごめん、ごめん。
そう来られると俺の負けだ。
ふふふ。
月曜日の昼休みにさ。
うん。
絵美が俺に大好きだって、
抱き着いて来たじゃん。
うん。
絵美は少し照れた。
んで、これでやっと、
両想いになれたのかな~って
思ってね。
両想い!?
うん。
それまで絵美の方から、俺に
好きだって言ってくれた事は
無かっただろ。
そう!?
俺の方から言って、
それに応える様に
言って貰った事はあるけどさ。
言われてみると、
そうかもしれない。
だろ!?
そっか。
ん!?
ちょっと、嬉しいなって。
どうして?
私の事、ちゃんと見ていて
くれてたんだなって思ったから。
それこそ、当たり前だろ。
俊之は一旦、上半身を起こして、
絵美をゆっくりと横たえてから、唇を重ねた。
数瞬の間、唇を重ねた後、一旦、唇を離す。
可愛いな。
もう~。
俊之は絵美の唇に自分の唇を重ねながら、
絵美のブラウスに手をかけた。
前のボタンを一つ一つ、ゆっくりと外してゆく。
そしてボタンを外し終わると、
ゆっくりと前を開いた。
今度は左腕、右腕と袖から手を引き抜いてゆく。
俊之はブラウスを脱がし終えると、
一旦、キスを止めた。
いちま~い。
俊之はブラウスをベッドの下に落とした。
絵美は恥ずかしさで、
胸の部分を隠す様に腕を交差させている。
ねぇ。
何?
今度は俺。
うん。
そう言うと、絵美は上半身を起こし、
俊之のシャツに手をかけて脱がす。
絵美の上半身はブラジャーだけ、
俊之の上半身は裸になった。
そして俊之は再び絵美にキスをする。
次に俊之は絵美のスカートを脱がしにかかった。
ホックを外し、絵美を抱えて、
ゆっくりとスカートを脱がす。
そして俊之は再びキスを止める。
にま~い。
バカ。
俊之は続けて絵美の靴下を脱がしにかかる。
先ずは左足から脱がす。
さんま~い。
そして右足を脱がす。
よんま~い。
俊之はとても楽しそうだ。
絵美は恥ずかしそうに、
また胸の前で腕を交差させていた。
可愛いよ。
俊之がそう声を掛けると、
絵美は俊之のズボンのベルトを外しにかかった。
そしてベルトを外し終えると、
ボタンを外しファスナーを下げて、
ズボンを脱がそうとする。
俊之は絵美がズボンを脱がし易くする為に
立ち上がった。
絵美は俊之のズボンを下げて、ズボンを脱がし、
続けて俊之の靴下も脱がす。
二人は下着だけの姿になった。
そして俊之が再び絵美にキスをする。
俊之は少し手間取りながらもブラジャーを外す。
絵美は胸を隠す様に腕を交差させた。
そして俊之は一旦、キスを止める。
ごま~い。
俊之はそう言いながら、
ブラジャーをベッドの下に落として、
再び絵美にキスをする。
キスをしながら、絵美の体を倒していく。
横になると、今度は絵美の腕をゆっくりと退ける。
そして俊之は右手で絵美の小さな乳房を愛撫した。
キスをしながら絵美が喘ぐ。
俊之は絵美の唇から自分の唇を外して、
胸を愛撫しながら首筋へとキスをしていく。
そして何度となくキスを繰り返しながら、
少しずつ絵美の左胸へ顔を近づける。
今度は左手で絵美の右の乳房を愛撫しながら、
左の乳房を唇で愛撫した。
絵美が大きく喘ぐ。
俊之の右手は絵美の背中を愛撫している。
その後、俊之の右手は絵美の下半身の方へ、と。
そしてショーツに手をかける。
俊之は絵美のショーツを脱がせると、
右手で絵美の尻を愛撫していく。
その間も俊之は左手と唇で、
絵美の乳房を愛撫している。
絵美が大きく喘ぐ。
俊之が今度は右手で絵美の陰部を愛撫する。
絵美が大きく喘ぐ。
俊之は右手の中指を
絵美の膣の中に入れようとする。
途端に絵美が痛がった。
大丈夫?
うん。
ちょっと痛くて。
どうしようか。
大丈夫。
我慢をするから。
分かった。
そう応えると、俊之は絵美にキスをした。
左手で絵美の乳房を愛撫しながら、
右手で陰部を愛撫する。
そして俊之はパンツを脱ぐ。
俊之のぺニスはもう準備万端だった。
俊之は再び絵美の愛撫をし始めて、
準備してあったコンドームを手にする。
一旦、愛撫を止めた俊之は、
自分のぺニスにコンドームを付けた。
そして俊之は再び絵美にキスをする。
俊之はキスをしながら、
自分のぺニスの先を絵美の膣の入口に押し当てた。
中々、入らない。
絵美は痛みを堪えていた。
やっと、先っぽが入る。
絵美が悲鳴を上げた。
大丈夫か?
ごめんなさい。
止めようか!?
大丈夫。
続けて。
うん。
俊之はゆっくりと自分のぺニスを
絵美の膣の中に入れていく。
絵美は痛みを堪えている。
そして俊之は自分のぺニスを根本まで入れると、
一旦、動きを止めた。
大丈夫?
うん。
だって、こんなに痛い思いは
今日だけにしたいから。
そっか。
今日、途中で止めちゃったら、
また今度、痛い思いを
しなきゃならないでしょ!?
かもしれないね。
だから、最後までしようよ。
私、我慢をするから。
分かった。
絵美はやっぱり、可愛いな。
ありがとう。
俊之は絵美にキスをする。
唇から首筋へと繰り返しキスをしていく。
そして俊之は少しだけ腰を動かした。
絵美が痛みを堪える。
俊之は右手で絵美の背中を愛撫して、
左手で絵美の髪の毛を愛撫していく。
ゆっくりと、ゆっくりと腰を動かす。
絵美はまだ痛がっている様だった。
俊之が動きを止める。
可愛いよ。
俊之は絵美にキスをする。
唇から首筋へと繰り返しキスをしていく。
ゆっくりと、ゆっくりと腰を動かす。
俊之が右手で絵美の髪の毛を、
左手で背中を愛撫していく。
絵美に快感が生まれ始める。
そして、その快感が絵美の体中に拡がっていく。
絵美が喘ぎ始めた。
大きく、大きく喘ぐ。
俊之は絵美にキスをする。
そして少しずつ、リズムを早めていく。
俊之は右手で絵美の背中を、
左手で髪の毛を愛撫している。
懸命に腰を動かす。
そして二人は共に果てた。
少しの間を置いてから、
俊之は自分のぺニスを絵美の膣から抜く。
そして俊之は自分のぺニスから、
コンドームを外して、ごみ箱に入れた。
続いて俊之が絵美の陰部をティッシュで拭いて、
絵美にタオルケットを掛ける。
そして俊之は絵美の横に寝転がった。
大丈夫か?
うん。
すげー、気持ちが良かった。
私はすごく痛かった。
ごめんな。
俺だけ、気持ちが良くて。
ん~ん。
私も最後は気持ちが良かったよ。
そっか。
それなら、良かった。
うん。
じゃあ、俺達、
体の相性もいいのかもね。
うん。
とうとう、しちゃったな~。
ねぇ、俊君。
ん!?
私ね、俊君に今まで、
黙っていた事があるんだ。
何?
実を言うとね。
うん。
私もずっと俊君の事が
好きだったんだ。
本当に!?
うん。
いつ頃から?
私も小学校一年生の時からなんだ。
なんだよ、それ。
俊君、覚えているでしょ!?
何を?
私が下校中、
同級生に虐められていた時、
俊君が助けてくれたじゃん。
え!?
そんな事、あったっけ!?
えーーー!?
俊君、覚えていないの?
うん。
ひどーーーい!
言われてみて、
なんとなくだけどさ。
うん。
俺が絵美の事を
好きになった瞬間!?
うん。
その虐められていた時
だったのかなって。
ふーん。
だったら、好きになった
ばかりだったって事じゃん。
ふーん。
んで、
舞い上がっちゃっていたから、余り
覚えていないんじゃないかって。
ふーん。
何だよ!?
別に。
可愛いな。
何よ!?
臍を曲げた絵美も可愛いな~って。
もう~。
俺、すげー、嬉しかったんだよ。
何が?
絵美も俺の事、ずっと
好きだったって事を聞いて。
覚えていなかったくせに。
だから、
それはもう勘弁をしてくれよ。
どうしようかな~。
絵美、可愛いよ。
それ、ばっかし。
俺さ。
うん。
絵美が初恋なんだよ。
私も俊君が初恋だよ。
だったら、いいじゃん。
何で、そうなるの!?
何でも。
もう~。
俺達さ。
うん。
今まで、ずっとお互いの事を
想って来たんだよね。
うん。
だったらさ。
うん。
これからも、ずっとお互いの事を
想っていけそうじゃない!?
そうだね。
こんな事を言うのは、
まだまだ早いのかもしれない。
何?
でも、絵美の話を聞いて、
自信がついたんだ。
それで?
俺が大学を卒業したら、
結婚をしような。
うん。
って、まだ俺、
大学受験すらしてないのにな。
そうだよ~。
そう言って、二人は笑い合う。
まだまだ日は落ちず、
外では沢山の蝉が鳴いていた。