勇太に許された期間は1週間
それまでに強くならないと、即死フラグが立った
状態で戦闘をしなければならない。
仲間が待ってくれないのだから、仕方ない。
勇太に許された期間は1週間
それまでに強くならないと、即死フラグが立った
状態で戦闘をしなければならない。
仲間が待ってくれないのだから、仕方ない。
本当に、大丈夫?
こういうのは、慣れなんで
経験させて下さい!
未経験だろ?
最初は誰もが未経験です!
ちょっとだけ、でもやらせて下さい。
しょうがない。
やっても良いぞ!
ありがとうございます。
キャベツに攻撃を加えた!!
それでは、ダメだ。
もっと気持ちをのせるんだ!
こうかな?
キャベツに会心の一撃を加えた!
よし、次はコイツだ!
装甲が厚いから、注意しろ!
はい
勇太は分析を始めた!
殺(や)れそうか?
やってやります!
オイオイ。
傷もつかないじゃないか!
角度が浅いんだよ!
はい
かぼちゃを等分した!
良い感じだ!
此処からは、オレがやる。
はい
謎の男は瞬時に相手の急所を見極めて
目にもとまらぬ速さで斬り捌いた!
斬り捌いたモノは、別の男が抱えてもっていった。
少しは強くなった筈だ!
喜べ!
ありがとうございます。
~1日目終了~
これは画期的なシステムだ!
相手が襲ってこないから、
殺される心配なし。
安心・安全・お手軽とは、この事だ!
経験値はあまり上がらないぞ!
死んだら意味がないので、
もう少しここで修行します。
そういって勇太は深夜の厨房で一人、
剣術の稽古に励むのであった。