と恥ずかしそうに笑ってみせた。
それから三人は声が掠れるまで
戦う真山に手拍子と声援を送った。
負けるな!真山
ええ!?
ええ!?
あはは!
私、元々は真山仁のおっかけだったんです。
と恥ずかしそうに笑ってみせた。
それから三人は声が掠れるまで
戦う真山に手拍子と声援を送った。
ワンッ
うおおおおお!!
ツー
カウント2.9
俺はまだやれる
俺はもう一度
あのリングで
戦うんだ
サンキューな、先生
こんな無茶して…
今日の施術は長くかかりますよ?
覚悟してください!
そいつはゾッとするなあオイ。あー、やっと一歩だよ。
長かった。
これからもなげーんだろうな…なあ、先生?
今までの俺たちって
間違いじゃないよな?
帰り道。
今日は何だかみっともないとこ見せたな
とんでもない!
むしろうらやましかったです。
私一緒に何かに涙流せるようなお友達もいないですし、夢って強く言えるものも持っていないので。
お二人が輝いて見えました!
よしてくれよ。俺みたいなおっさんと違って君には若さという未来に溢れている。だからあんまりこんなところで油売ってちゃ駄目だぜ?
小暮は茶化して言ったつもりだったが、
経華は荷物をドサッと投げ捨てて怒って言った。
そんな事ないです!
ここは、にゃんにゃん先生と一緒にいる時間は今の私にとって一番大切な時間なんです!
だからそんな風に言っちゃ嫌です!
…そりゃ悪かった。気を付けるよ。ただ荷物は最後まで大事に扱ってくれないか?
およよ!申し訳ありません!
なあ
はい?
来週の水曜も予約入ってるんでよろしく。
望むところです!
第五章
ドリームファイター
おしまい
ありがとうございます。
僕の闘魂を注ぎ込んだエピソードなので、小暮君もこれまでになく、ストロングスタイルな面を見せてくれたのだと思います。
作者的にも一番グッときた章なのでそういっていただけて大変嬉しいです。
途中で止められなくて、毎回1章ずつ一気読みしちゃってます(><)登場人物それぞれがみんな活き活きしてて、夜の浅草を歩いていれば本当に会えるじゃないかと思ってしまいますね(笑)
プロレスちゃんと観たことないけど、試合の雰囲気や熱気が凄く伝わりました!真山さん、カッコイイです!!
|ω・)あの……
勘違いだったら失礼極まりないんですが、このドリームファイターの章の最初で、真山仁さんの紹介時のフルネーム表記が、『真山祐介』になってる気がします…(><)
(このコメントはあとで消します)
ご指摘&素敵なコメントありがとうございます。
たしかこれ仁がリングネームで、祐介が本名の設定にしたはずなんですけど、仰る通りわかりにくいので、後で修正します。
書いたの結構前で色々忘れてます、すいません苦笑
そうか、リングネーム!読解力とプロレス知識が無さ過ぎですね(^^;)リングネーム、ありますよね;
こちらこそすみません…失礼しました……!!!!