悠希

こんにちは。今回も『インドの仕立て屋さん』掲載作品の紹介をしますね

カナメ

今回は『花暦』と言う作品です

悠希

『花暦』は近代ヨーロッパを舞台としたお話なんですが、あの……

カナメ

ヨーロッパのどこが舞台なのか、判然としないんだよね

悠希

主人公の名前がドイツ語なんだけど、友人の名前はイタリア語だったり、結構めちゃくちゃです

カナメ

一応フランス辺りを想定してるみたいだけど、娘さんは歴史だけじゃなくて地理もまともにわかってないから、『西洋風のお話』って言うふんわりした捉え方で読んでね

悠希

『花暦』はタイトル通り、季節ごとのお話に花言葉を添えて進んでいく、ある1年のお話です

カナメ

主人公は中流貴族で、彫金のお仕事をしています

悠希

書くきっかけ自体が、その時アンティークジュエリーにハマっていたから。と言う物だったので、納得の職業です

カナメ

時代考証は窓から投げ捨ててるけど、ファンタジーだと割り切れば、貴族の華やかな生活が楽しめるよ

悠希

いや、時代考証を投げ捨てていいのかなぁ……

カナメ

異世界だし

悠希

はい

カナメ

あと、何故か季節のイベントで日本の風習が目白押しだけど、そう言うお話です

悠希

うん。バレンタインデーとか完全にすっぽかしたのに土用の丑の日は実施してたよね

カナメ

クリスマスのミサさえ外さなければクリスチャン的にOKじゃない?

悠希

なのかなぁ。
まぁ、『花暦』を書いた当初はミサのこととか殆ど調べてなかったから、どうしてもふんわりしちゃうよね

カナメ

と言うか、まともに調べずに書いてたんだって気はするけどね

悠希

納期に間に合わせるのに、資料を読み込む時間は限られちゃうからね。
他のもっと重要な部分は割と調べたみたい

カナメ

そこ調べられるくらいの医学スキルがあってよかったね

悠希

あっ、カナメさん、それ以上言うとネタバレになっちゃうから

カナメ

あ、ごめん

悠希

ちょっとなにいってるのかわからない感じのストーリーではあるけど、恋と友情の物語です

カナメ

是非華やかな世界に浸ってみてね

悠希

今回も、作品直通のリンクを張っておきますね

カナメ

『花暦』の本は現在受注生産制だけど、web版を読んで気に入ったら、本の方も検討してくれると嬉しいです

pagetop