こんにちは。今回も『インドの仕立て屋さん』掲載作品の紹介をしますね
今回は『花暦』と言う作品です
『花暦』は近代ヨーロッパを舞台としたお話なんですが、あの……
ヨーロッパのどこが舞台なのか、判然としないんだよね
主人公の名前がドイツ語なんだけど、友人の名前はイタリア語だったり、結構めちゃくちゃです
一応フランス辺りを想定してるみたいだけど、娘さんは歴史だけじゃなくて地理もまともにわかってないから、『西洋風のお話』って言うふんわりした捉え方で読んでね
『花暦』はタイトル通り、季節ごとのお話に花言葉を添えて進んでいく、ある1年のお話です
主人公は中流貴族で、彫金のお仕事をしています
書くきっかけ自体が、その時アンティークジュエリーにハマっていたから。と言う物だったので、納得の職業です
時代考証は窓から投げ捨ててるけど、ファンタジーだと割り切れば、貴族の華やかな生活が楽しめるよ
いや、時代考証を投げ捨てていいのかなぁ……
異世界だし
はい
あと、何故か季節のイベントで日本の風習が目白押しだけど、そう言うお話です
うん。バレンタインデーとか完全にすっぽかしたのに土用の丑の日は実施してたよね
クリスマスのミサさえ外さなければクリスチャン的にOKじゃない?
なのかなぁ。
まぁ、『花暦』を書いた当初はミサのこととか殆ど調べてなかったから、どうしてもふんわりしちゃうよね
と言うか、まともに調べずに書いてたんだって気はするけどね
納期に間に合わせるのに、資料を読み込む時間は限られちゃうからね。
他のもっと重要な部分は割と調べたみたい
そこ調べられるくらいの医学スキルがあってよかったね
あっ、カナメさん、それ以上言うとネタバレになっちゃうから
あ、ごめん
ちょっとなにいってるのかわからない感じのストーリーではあるけど、恋と友情の物語です
是非華やかな世界に浸ってみてね
今回も、作品直通のリンクを張っておきますね
『花暦』の本は現在受注生産制だけど、web版を読んで気に入ったら、本の方も検討してくれると嬉しいです