さっきの漫画じみた光景については白昼夢と断ずる以外に解釈のしようが無い。だから現実には何も大変なことなんて起きてはいない。顔面にじわりと広がる痛みも気のせいだ。あの爺との交戦もまやかしに過ぎない。あんな爺がこの世にいてたまるか。

 俺は知らない、俺は覚えていない。

 ずっと念じながら商店街を歩いていると、いつの間にか件のスイーツ専門店の店先まで辿り着いていた。門前の大きな宣伝の旗には、杏樹がさっき言っていた新作ロールケーキのイラストがプリントされている。

 一個千円か。まあ、こんなもんだろう。

火野龍也

だーから、俺は別に何もやってないですって

いいからいいから、ちょっとこっち来てお兄さん

 店の自動ドアが開き、中から警官二名に挟まれてスキンヘッドの大柄な男が現れた。頭髪どころか眉まで剃り落とし、目元にはきっちりとグラサンまで掛けている。それだけでも見た目の恐ろしさが一般人の範疇を越えているというのに、おかしなことに首から下の衣服はなんと学ランときた。いや、お前の見た目で似合う衣装はそれじゃねぇだろ。

火野龍也

お兄さん、ちょっとそこで待っててね。いまから検査キット出すから

検査キット? 何の?

ほら、薬物だよ、薬物。最近はほんと多くてねぇ

火野龍也

いやだから、俺はただケーキを買いに来ただけ――

言い訳は検査終わってから聞くから、とりあえずこのカップにおしっこ出してくれる?

火野龍也

往来のド真ん中で排尿プレイっすか!? これ、薬物反応出なかったらただの辱め以外の何モノでもないっすよ!

葉群紫月

あのー、すんません

 紫月がため息混じりに言った。こんな状況が前にもあった気がする。

葉群紫月

そこの彼、俺の友人なんです。ていうか、俺と同い年の学生ですよ

火野龍也

葉群さん!

 スキンヘッドの彼、火野龍也が涙声で取りすがってきた。

火野龍也

聞いてくださいよ、葉群さん。
こいつら、俺がケーキを選んでる最中にいきなり入ってきて――どうやら店内の誰かがこっそり通報したらしいんすけど、この二人は俺の素性を聞こうともしないで荷物検査とか薬物検査がどうとか言い始めて……

葉群紫月

アホの役満が揃ったな

 紫月は頭痛を催したように唸るや、警官二人を鋭く睨み付けた。

葉群紫月

火野君が店に実害を与えた訳でもないだろうに、見た目で怖がって通報するとか普通は有り得ないから

火野龍也

通報した店員は接客業の何たるかを全然理解してないですな

えっと……本当に普通の学生さん?

 警官の一人がおずおずと訊ねる。

あの、どっかの悪いグループに入ってたりは……

火野龍也

知りたいなら俺の犯罪歴を調べてみればいいじゃないっすか

うーん……

 警官二人が揃いも揃って頭を捻っている。彼らはやがて渋面を解くや、

そこまで言うなら

 と言って、まずは龍也と紫月を店の中に入れ、通報した店員と店長立ち合いのもと、形式的な荷物検査が実施された。

 龍也の学生鞄の中には、見られて拙いようなものは一切入っていなかった。強いて言うなら、彼が帰りがけに書店で購入したメガミマガジンが入っていたくらいか。

 十分後。どうにか警官達と店側にも龍也の身分については納得してもらえ、お詫びの品ということで例の新作ロールケーキを無料で貰って、二人はため息混じりに店を辞した。

火野龍也

全く、体裁が悪いったら無いですよ

 当然というか、龍也が憤慨してぼやく。

火野龍也

危うく見ず知らずのポリスメンに
俺の生ホッピーを提供するところでした

葉群紫月

俺達、あの店にはもう行けないな

火野龍也

葉群さんがいなきゃ危ないところでした。恩に着ます

葉群紫月

いいよ、別に。あ、そうだ。
これから黒狛に行かね?

 紫月はロールケーキ入りの袋を軽く持ち上げた。これは龍也に対するお詫びのおこぼれである。あの店なりのサービス精神という奴だろう。

葉群紫月

俺はもともと社長にケーキ買ってこいって言われて来たんだよ

火野龍也

そうだったんすか。不幸中の幸いっすね

葉群紫月

だろ?

 二人はそれから、黒狛の事務所に着くまで、益体も無い話で時間を潰した。龍也は紫月が探偵であることを知る数少ない同年代の友人だ。そう考えると、偶発的とはいえ彼に恩を売れたのは紫月にとっても不幸中の幸いだった。

 そうこう喋っているうちに黒狛の事務所の近くまで来ると、紫月は周囲をつぶさに見回して、学校の人間がいないのを確かめ、正面のテナントビルの階段を昇って事務所に繋がる扉の前で足を止めた。

 再び後方確認してドアを開け、二人は事務所の中に足を踏み入れる。

池谷杏樹

紫月君、おっそーい! ……って、
あら、火野君じゃないの。
いらっしゃい

 二人を最初に出迎えた幼い容姿の小柄な女性は、この会社のボスである池谷杏樹だ。いま示した反応から分かる通り、彼女も龍也の立場を知っている人間の一人だ。

 龍也が小さく頭を下げる。

火野龍也

うっす、池谷さん。お邪魔します

葉群紫月

社長、今日は火野君とここでおやつを食べようかと思いまして

池谷杏樹

分かった。いますぐお茶を用意するから、二人共手を洗ってらっしゃい

東雲あゆ

へぇ、ここが葉群君のバイト先なんだー

葉群紫月

そうそう。まあ、しばらくここでくつろいで――

 言い止して、紫月はようやく気付いた。

 何故か自分の横に並んでいた、東雲あゆの存在に。

葉群紫月

……え?

東雲あゆ

おっす

 あゆが小さく片手を挙げて挨拶する。

 気付けば、デスクでパソコン作業をこなしている東屋轟と美作玲がキーボードを打つ指を止めて、目を丸くして彼女の姿を穴が空くほど凝視している。

火野龍也

葉群さん、この人誰っすか?

東雲あゆ

あ、初めまして。私、葉群君のクラスメートで、東雲あゆって言います

火野龍也

ああ……どうも、帝沢高校の火野龍也です

葉群紫月

……ちょっと待て

 紫月は声を低くして彼女に訊ねた。

葉群紫月

何で君がここに居る?

東雲あゆ

尾行(つけ)てきた

葉群紫月

持病でダウンしたお祖父ちゃんはどうした?

東雲あゆ

担いで家に放り込んできた

池谷杏樹

二人共、温かい紅茶を淹れたから――

 給湯室から戻ってきた杏樹も、あゆの姿を認めた途端に制止して固まった。

池谷杏樹

……紫月君、その子は?

葉群紫月

クラスメートっす

池谷杏樹

何でここにいんのよ

葉群紫月

すんません。どうやら尾行されていたようです

池谷杏樹

…………

 杏樹の手から盆が落ち、乗っていたカップがけたたましい音を立てて破裂した。

池谷杏樹

ほんっっっっっっっとうにお願いします!

 応接間のテーブルに額をこすり付け、杏樹は向かい側のソファーに座るあゆに気合の入った懇願をする。

池谷杏樹

紫月君がうちの職員だって、絶対に周りにはバラさないでください! 
ほら、紫月君も頭下げて!

葉群紫月

ぐぼっ!?

 隣に座っていた紫月の頭を鷲掴みにしてテーブルに額を叩きつけ、杏樹は再び必死の形相で叫んだ。

池谷杏樹

この通りですから!

東雲あゆ

あ……あはははは

 さすがのあゆも引き気味に笑っている。

東雲あゆ

分かりました。分かりましたから、頭を上げてください

東屋轟

つーか、どうやって紫月を尾行してきたんだ?

 四十近い熊みたいな体型の男、東屋轟がやや驚き気味に訊ねる。

東屋轟

こう言っちゃなんだが、尾行して紫月に気付かれないなんて至難の業だぜ?
こいつは自分の正体を隠す為に、そういう術を重点的に鍛えたプロ中のプロだぞ

東雲あゆ

理由を言ったところで信じてもらえるかどうか……

 彼女の言い様はあからさまに歯切れが悪かった。

美作玲

何を言われても驚かないって

 お茶を淹れなおした細身の若い女性、美作玲がテーブルに人数分のお茶を置く。

美作玲

さっきので充分に驚いたし、言ってみたらいいじゃない

東雲あゆ

はあ……

 あゆはやや躊躇いがちに告げる。

東雲あゆ

あの……風魔一族ってご存知ですか?

火野龍也

かつて北条氏に仕えた忍の一団っすね

 ちゃっかりあゆの隣に座っていた龍也が簡潔に述べる。

火野龍也

たしか五代目で滅びて、平成の時代になってからどっかの町のイベントで六代目が決まったとか

東雲あゆ

ご名答

 あゆは紅茶を一口啜ってから言った。

東雲あゆ

私がその風魔一族の血を引く最後の一人だって言ったら、皆さんは信じますか?

火野龍也

いやいや、そんな馬鹿な

 と、龍也。

美作玲

まさかこの平成の世でリアル忍者なんて、随分と変わった御冗談を

 と、玲。この二人は本気であゆの発言を洒落か冗談にしか思っていない様子だ。

 しかし、紫月だけは納得していた。

葉群紫月

いや、もしかしたらマジのマジかもしれない。どうやったかは知らないけど、現にこうして誰にも気づかれずにここまでやってきたんだ。信じるなって方が逆に無理だろ

池谷杏樹

同感ね。あたしもだわ

 何故か一番同意を得られそうにない杏樹も納得した様子で頷いた。

池谷杏樹

実際に居たのよ。本当の忍者みたいな奴が、私の知り合いに

葉群紫月

マジっすか

池谷杏樹

ええ。まあ、随分と昔の話だけど

 杏樹の横顔がやたら陰鬱に見える。いつものあどけなさは何処へやら、その面持ちは遠い過去の影が生んだ薄暗さに見舞われているようでもあった。

東雲あゆ

あのぉ……ちょっと宜しいですかね?

 あゆが言い辛そうに訊ねてきた。

東雲あゆ

葉群君がここで働いているのがバレちゃ駄目な理由って何ですか? 秘密にするにしても、それだけは教えて欲しいかなぁ……なんて

葉群紫月

普通に考えてみなさいよ

 紫月がため息交じりに言った。

葉群紫月

探偵の仕事で比較的多いのが浮気調査と人探しだ。人探しの方はともかく、他人の情事を常日頃から探り入れてる奴を、学生社会がそう簡単に受け入れると思うか?

東雲あゆ

ふぇ? 探偵って、刑事事件に介入して

「犯人はお前だー!」

って指差す人のことじゃないの?

葉群紫月

残念。シャーロック・ホームズが創作だってのは知ってるだろ?

東雲あゆ

知らなかった……

 今度は逆にあゆが驚いている。目から鱗とはいまの彼女の状態そのものだ。

東雲あゆ

読んだこと無いけど、あれはてっきりノンフィクションなのかと

葉群紫月

みーんな、よく誤解するんだよな。

ちなみに世界最初の探偵は
フランソワ・ヴィドックだ。

彼は軍の脱走兵として入獄させられて、重労働の刑に処されている間に培った経験で変装と脱獄のプロになった。
俺が一番尊敬する偉人だ

東雲あゆ

おお、葉群君が珍しく饒舌だ

 特に親しい訳でもないのに、随分と訳知り顔をするあゆであった。

東雲あゆ

とにかく事情は了承しました。いやー、一か月前から続く疑問も解けてスッキリしたことだし、ここは一つ、葉群君に恩を売っておくのも悪くないかなー

葉群紫月

ちょっと待て。一か月? 何の話だ?

東雲あゆ

うん? ああ、実は葉群君のことは一か月前からずっと尾行してたんだよね

葉群紫月

…………

 さり気なくとんでもない暴露をされてしまった。というか、彼女の尾行に一か月も気付かなかった自分とは一体。

東雲あゆ

ずっと怪しい人だなーって思ってたから、ちょっと興味が湧いちゃって

葉群紫月

……………………

東雲あゆ

あ、そうだ

 こちらの反論を待たず、あゆがぽんと手を叩く。

東雲あゆ

どうせなら口止め料の代わりに、仕事の依頼をここでしちゃおうかな。それなら私の方から秘密がバレる心配も無いでしょ?

 まさかのタダ働きである。
何か悔しい。

葉群紫月

仕事って……なんか探偵が必要なくらい切羽詰まった悩みでもあんのかよ

東雲あゆ

あるよ。実は偶然いい物を持ち歩いておりまして……

 あゆは足元に置いていた学生鞄から、古ぼけた写真を一枚取り出し、丁寧な手つきでテーブルの上にそっと置いた。

東雲あゆ

さっき探偵は人探しの仕事が多いって言ったよね? だったら、私の人探しを手伝って欲しいの

 提示された写真はあゆが幼少の頃に撮影されたものだろう。三歳くらいの彼女が、二人の男に挟まれて何処かの家の縁側を背景に微笑ましく写っている。

 右側にいる男の面影には何となく見覚えがある。さっきの忍者爺だ。

葉群紫月

こっちは君のお祖父ちゃんか

東雲あゆ

うん。こっちはさっき葉群君とガチンコしてた東雲宗仁(しののめそうじん)

葉群紫月

もう片方は?

東雲あゆ

二曲輪猪助(にのくるわいすけ)。お祖父ちゃんの親友で、私が探して欲しいのはこっちの方なんだ

東屋轟

それって偽名じゃねぇのか?

 轟がやや如何わしげに口を挟む。

東屋轟

二曲輪猪助っていやぁ、風魔忍者の中で党首の風魔小太郎に次いで有名な忍者だぜ?
悪いが人を探すにしても本名ぐらいは教えてもらわないと話にならねぇ

東雲あゆ

気にしたことが無いから聞いてないっ

 能天気に答えるあゆであった。轟が掌で額を覆う。

東屋轟

……どうしよう。俺、イマドキの女子高生が分からない

葉群紫月

轟さん、彼女が特殊なだけです

池谷杏樹

他に何か手掛かりは?

 杏樹が話を本筋に引き戻す。

池谷杏樹

そもそもあなたがどうしてその人を探しているのか、何で居なくなったのか、あとは警察にも届け出を出したのか。
タダ働きにしても詳細は聞かせてもらわないと

東雲あゆ

わ……わかりました

 杏樹が改めて「ロハにしておく」と付け足すと、あゆは滑らかに事情を語りだした。

 概要は次の通りだ。

 あゆの祖父、東雲宗仁の親友である二曲輪猪助(偽名の可能性アリ)が十年前から行方を晦ましている。警察による彼の捜索も一年を経過した段階で断念し、それからおよそ九年の月日が経過した。また、宗仁も彼の行方については知らないと証言している。

 宗仁は心臓を患っており、先はそう長くない。だからあゆは宗仁が死ぬ前までにその親友と再会させてやろうという気になり、最近になって彼の捜索を始めたのだという。

葉群紫月

行方調査か

 内容をメモしていた紫月が呟く。

葉群紫月

初恋の人を探すとか、離婚して旦那側に引き取られた娘の生活調査を頼む人は星の数ほどいる。東雲さんの依頼にしたってそう珍しいもんじゃない。でも、手掛かりがこの写真一枚だけってのは心許ないな

池谷杏樹

それに、探偵には調査期間ってのがあるから

 杏樹が真っ当な指摘をする。

池谷杏樹

あんまりお客さんにする話じゃないかもしれないけど、探偵は一人の依頼者にそう何年何十年と付き合ってる訳にもいかないのよ。他の仕事に人手が必要な場合もあるし。手掛かりが写真一枚しか無い状態だと、制限時間はおよそ一か月くらいかしら。それでも見つけられるかどうかはちょっと断言し辛いっていうか……

東雲あゆ

それでも構いません。これまでだって一人で探して、正直もう諦めかけてましたから

 あゆが真っ直ぐ杏樹と目を合わせる。

東雲あゆ

こうして黒狛さんとの取引まで持ってこれたのは幸運でした。だから、これが私にとって最後のあがきなんです。これで駄目なら、さすがにもう諦めます

葉群紫月

そこまで言われたらさすがに断れないなぁ……

 紫月はため息をついて、ざっくり頭の中で預金残高の暗算を始めた。

 未成年の依頼には保護者の承諾が必要になる。だが、金銭とは無関係の仕事をする場合は話が別だ。というか、話の成り行きからして、これは黒狛への依頼というより、紫月個人に対する依頼だ。必要な機材があれば事務所からのレンタルは可能だが、それ以外の経費は全て紫月の自腹となる。

 まあいいだろう。こういう時に備えて貯蓄はちゃんとしてある。一か月分の生活費と人探しに掛かる必要経費はギリギリ賄える。それに今回の依頼はあくまで人探しの手伝いだ。だから、依頼者のあゆ当人も仕事の人手にカウントされる。

 面白くも何ともないが、手前の尻は手前で拭うしかない。

葉群紫月

社長。これから一か月間、俺がいなくても大丈夫ですか?

池谷杏樹

ええ、全然

 おざなりだが、社長の許可は貰った。あとは、あゆの意思確認だけだ。

葉群紫月

この依頼のことはご両親にまだ秘密にしておいて欲しい。本当だったら俺達と君との間で契約書を書かないといけない仕事だし、彼らに介入されて途中で依頼を取り下げられても目覚めが悪い。
あと、今回の俺はあくまで黒狛の探偵としてじゃなく、葉群紫月個人としてこの依頼を遂行する。それだけは絶対に忘れないで欲しい

東雲あゆ

分かった。今度からよろしくね、葉群君

火野龍也

あの、俺も手伝っていいっすか?

 いつの間にかロールケーキを食べ終えていた龍也が話に介入してきた。

火野龍也

バイトが無い日はまあまあ暇なんで、俺も何かしらの形で手を貸します。有用な情報があればすぐに伝えますし

葉群紫月

助かる

 個人的な依頼ともなれば人手の召喚も自由だ。龍也の言うことにも一理ある。

葉群紫月

それより、東雲さんを家まで送っていかなきゃ。あんまり遅いと家族の人も心配するだろうし

東雲あゆ

心配されんでも、一人でちゃんとお家に帰れますぅ

葉群紫月

いやいや。最近、うちの学校の先輩が不審者に殺されたばっかりじゃん

 それについては、半分くらいこちらのせいだ。

東雲あゆ

うーん……そこまで言うなら、ちゃんと私の身の安全は保障してよね

葉群紫月

問題無い

 紫月は龍也のスキンヘッドを見遣った。

葉群紫月

優秀なヘッドライトがここに居るからな

火野龍也

だーれがヘッドライトっすか

 この時ばかりは、さすがの龍也も少し不機嫌そうだった。

『通りすがりの探偵』編/#1木枯らしの子 その二

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