「やーい、おまえんち、おっばけやーしきー!!」
・・・という、有名なセリフを知っていますか?
あれ、幼いとき私は
「やーい、おまえんち、おっばけやーっしー!!」
だと思ってたんですよ。何ですか、お化けヤッシーって。ヨッ○ーの亜種ですかね。
そんなわけで、天使悪魔連合軍は寮として与えられた建物を見に来たようですよ。
「やーい、おまえんち、おっばけやーしきー!!」
・・・という、有名なセリフを知っていますか?
あれ、幼いとき私は
「やーい、おまえんち、おっばけやーっしー!!」
だと思ってたんですよ。何ですか、お化けヤッシーって。ヨッ○ーの亜種ですかね。
そんなわけで、天使悪魔連合軍は寮として与えられた建物を見に来たようですよ。
うっわー・・・雰囲気出てるなー・・・
おい、本当にここなのか。まさか迷ったんじゃ・・・。
この俺が迷うわけないだろ?
あってるよな、ソロモン?
うん、そのはずだよっ!ね、さまるん?
その呼び方やめろって言っただろ・・・ああ、間違ってねぇよ。
ほれみろ
そ、うか・・・
しかしあれだな・・・その・・・
凄い建物だね・・・お化け屋敷みたい!!
ねーね、入ってみようよー!!お化け居るかなー?
俺たちがそのお化けだろうに・・・まあ、いつまでも突っ立ってるわけにもいかねぇし・・・どうする、たいちょー。
サマエルの言う通り、入らないわけにもいかんか・・・だがしかしこれは・・・
おじゃましまーす♪
たのもーーーーっ!!
おいお前ら待て!!
・・・ったく、しょうがねーやつらだな・・・いくぞ、たいちょー。
あ、ああ・・・
・・・中は意外ときれいだな。
おい、もう帰ろうぜー?
着々と死亡フラグを立てるな!
そしてここが帰るところだ!!
・・・でも確かに・・・外見に比べると、これは・・・
ふふふ・・・驚いてくれたみたいだね。
っ・・・!誰だ!!
・・・この声は・・・
やっほ、みんな。僕、メフィストだよ。
ぷにょにょ~~~ん♪
メフィストにデカラビア・・・なるほど。これは幻影か。
幻影・・・!?これが・・・?
というか、そこの・・・スライムみたいなのは・・・?
やあ、君がルシファー君の弟君かい?
初めまして。僕はメフィスト・フェレス。こっちのぷにぷにしてるのは、デカラビアだよ。
二人で幻術の授業を担当することになったんだ。よろしくね。
ふにょふにょ~~~ん♪
授業も悪魔が担当するんだな・・・
うわー!デカラビアちゃん!!触ってもいいかい?
かまわないよ。ね、デカラビア?
ぷにゅにょ~~~~ん♪
わーい!ぷにぷにだ~!!
入学式で姿が見えないと思ったら・・・教師役だったのか。
なあ・・・もしかして、天使側からも教師役が出てるのか?
うん。そうだよ。
ミカエル君・・・だったよね?君がよく知ってる子でいうと・・・ラファエル君が養護教諭、カイリエル君が体育教師をすることになってるよ。
か、カイリエルの体育・・・
ちょっと想像したくない・・・な・・・。
カイリエルが体育教師とか・・・大丈夫なのか・・・?
うーん・・・僕はカイリエル君のこと、まだよく知らないんだけど・・・そんなに体育関連向いていないのかい?彼・・・
いや、真逆だ・・・
カイリエルの集中特訓・・・思い出したくもない・・・
んー・・・こりゃ、ラファエルは大変だろうな・・・気の毒だ・・・
あ、そうそう・・・体育教師と養護教諭は二人ずついて・・・
嫌な予感を察知
今すぐ逃げ出してぇ・・・
諦メロン☆
体育教師がアナフィエル君、養護教諭がブエル君だったかな!
そんなことだろうと思ったぜ・・・
ホントに大丈夫なのか!?下手したら毎時間死人出るんじゃないのか!?
ブエルはともかくアナフィエルなんて・・・それなんて言う地獄?
わは~、いいぷにぷにだった~♪
で、何の話をしているんだい?
ぷにゅぷにゅ?
ああ、おかえりデカラビア。
担当教師の話・・・かな?
ああ!なるほど~・・・て、何でそんなに死にそうな顔してるの?みんな・・・
ソロモン・・・
そういやこいつ人間だったよな・・・大丈夫なのか・・・?
断言はできないが・・・あの癖のある悪魔を大勢仕えてるんだから、下手したらそこらの悪魔より体力はあるんじゃない?
まあ・・・そうだな・・・
ソロモンの体力は人並み外れたものがあったから・・・
魔力もものすごく高いからね・・・少なくともデカラビア以上は膨大な魔力を保持してるよ。
下手したら僕よりもね・・・
魔力なら、少なくとも72柱たちには負けない自信があるよ!
負けちゃったら逆に問題だな。
こいつ、実は結構凄いやつなんだな・・・。
一度ソロモンが率いる悪魔どもと僕の部隊で、本気で戦ったことがあったが・・・結構ギリギリの勝負だったな・・・
たいちょーの部隊がギリギリ・・・!?
あの戦いは白熱したな~。
随分楽しませてもらったぜ。
あの時はソロモン側が負けたというか・・・その前にソロモンが限界を迎えちゃったんだよね・・・あとちょっとだったのに。
ぷにーー・・・
私も年だったからねぇ・・・しょうがないっちゃしょうがないけど・・・デカラビアや他の72柱たちには悪いことをしたと思ってる。
ところがどっこい。
僕が知ってる限り、72柱たちからのソロモンへの信望は厚いよ。そこのデカラビアもね。
ぷにゃ!!
それ、本当かい・・・?
メフィストは嘘をつかない。信用していいぞ。実際お前への信望はかなり厚いしな・・・
・・・・・・
はは、なんだろう、ちょっと泣きそう・・・
・・・よかったな、ソロモン。
・・・うん・・・!
・・・いっそのことソロモンたちに頼んで魔界征服してもらった方が早い気がしてきた・・・
お前今の話の流れでよくそんなゲスイこと考えられるな!?
だから読心術を・・・ってこんなことのためにテレパシーを使うな!!
どうした、たいちょー?
・・・いや、何でもない・・・
最後はちょっとしんみり・・・たまにはこんなのもいいでしょう!!
さて、ここまで読んだ人はわかるかもしれませんが・・・おっと、これ以上はまた次回!!
次回は、しゃれっ気のないこの学園生活に、ちょっとお花を添えてみましょう・・・!
・・・はず!!
ソロモン72柱、メフィストフェレス、悪魔ヲ使役シタ王ト、悪魔カ、悪魔ノ見本市ダナ!