きらきらきら。街のイルミネーションはある日に向けて煌びやかが増していく。
ふと目を奪われて街をぶらぶら見て回る。
すると、突然腕を掴まれた。
きらきらきら。街のイルミネーションはある日に向けて煌びやかが増していく。
ふと目を奪われて街をぶらぶら見て回る。
すると、突然腕を掴まれた。
あ、プロデューサー
驚嘆はしたけれど、知人だったので安心した。
たが、プロデューサーは汗だくだった。あれ?どうして?
え?もう集合時間?
時間を忘れて散策をしていたようだ。時計を確認した。集合時間を10分も過ぎている。
申し訳ないわ。景色が綺麗で
弁解をした。けれど、プロデューサーは腕を掴んだままつかつかと歩いていく。
どうしたの?プロデューサー
心配したんだ、もうどこも行かないでくれ。
優しい言葉はこの街の喧騒の中でも響くように聞こえてきた。
では、このまま手を離さないで
貴方の優しさがあるから、私はいつでも迷わない。