いきなり変態が立ち上がった。
いきなり変態が立ち上がった。
もっと罵倒して下さい
ドエムかっ!
貴様、ドエムなのか?
俺はクールスケベだ。
変態二号機現る!
ドエムってなんですか?
うさぴょんわかんないよ~
うさぴょん、ドエムとはとてもメルヘンチックという意味なんですよ。
本当は童貞、エロ、ムラムラなんてとても口には出せないけども
色々と違うわ!
心の声もれてるよ!
そもそもうさぴょんってなんだよ!
うん、その解釈でまちがってないよ。
僕はいじめられるのが好きなんだ。
僕自身、そのことをメルヘンチックに思っているのは事実だしね。
メール・返事・チェックは大事ですよね~
理解に苦しむ・・・
突然大きな音がした。
ゴリの机は粉々だった。
ゴリの怒りを察したのか、みんな静まり返った。
・・・
猛獣のオーラがそこにはあった。
ゴリは短気だ。
こいつが怒るのも無理はない。
ウホッ、ウホホ?
ウホウホウホホ。
喧嘩売ってんのか?
あ?
やばい!!
俺はすかさずフォローを入れた。
おいっ!
いくらなんでもひどすぎるんじゃないか?
私はゴリラと話しているのですが・・・
ご、ご・・・り・・・・
らーーーーーーーーーーー!!!
終わった・・・・
今こいつの学校生活すべて終わった・・・・
おいおい、まあ落ち着けや。
皆、話がそれてやしないかい?
今は転校生君の自己紹介のはずなんだがな!
先生の言葉で一旦、皆が落ち着いた。
先生様様だった。
申し訳ありません。
私の苗字は羽柴です。
スリーサイズは上から、83、58、81です。
それ以外の個人情報は教えたくありません。
自分の名前よりスリーサイズ公表するのかよっ!
そう言って彼女の自己紹介は幕を閉じた。
授業が終わった。
授業と言っても授業らしくない授業である。
小テストを行ったり、目標を書いたりだとか、そんなつまらないものである。
そして特別日課のため、午後からは部活をする。
なので俺は部室へと足を運んだ。
俺は部室へ入った。
すると、そこには転校生の羽柴の姿があった。
・・・・・・・・
俺は気まずい空気が嫌いなので彼女に話しかけた。
えーっと・・・
羽柴さんどうしてここに?
・・・・・・・
しかとされた!!
あ、来てたんだー
はせっちー
こんにちは
瑠璃先輩
彼女の名前は瑠璃。
猫耳が特徴の見た目は小学生、頭脳は中学生、年齢は高校生の俺の部活の先輩であり、この部活の部長である。
ナイスタイミングで来てくれた!
君に重大な任務を与えよう!
嫌な予感しかしないんですけど・・・
そこにいる羽柴さんに部活の内容とか、学校内を案内して欲しいのである!
今日転校してきて、うちの部活に入りたいらしいのだ。
嫌ですよ。
そもそも彩佳とか春風先輩に頼んだらどうですか?
女子の方が気軽に話せていいと思いますよ。
私もこの人以外がいいです。
心が痛い
申し訳ないのだけれど、それは無理な相談ねー
こんにちは
春風先輩
依吹、おっはーなのだ。
皆さん、こんにちは!
この人の名前は春風依吹。
この部活の俺の先輩であり、この学校の生徒会長。
頭脳明細で誰にでも優しい。
生徒会長の中の生徒会長のような存在である。
でも、春風先輩、なぜ無理なんですか?
私は生徒会で忙しいし、彩佳さんは部活は休むって聞いてるし、瑠璃ちゃんもウサギと遊ぶ約束してるって聞いてるからー
最後のはスルーしとくべきなのか?
お願いできないかな?
任せてください!!
春風先輩のお願いを断れる男がいたらそいつはきっとホモであろう。
こうして俺はその要件を飲んでしまった・・・