撫子

はい! というわけで、今回は本編をお休みしての『年末雑談会☆』を開催したいと思いまーす!!

フェインリーヴ

要は、ただのサボリ回のようなものだがな。

フェインリーヴ

痛っ!!!!!!

撫子

野暮な事は言いっこなしですよ、お師匠様♪

フェインリーヴ

くっ……。話を先に進めろ。

撫子

は~い♪ まぁ、というわけで、私達の登場している『薬師~(タイトル長いので略)』も、半月前ぐらいから始めて、十二話まで進んでいますけど、ここで一度物語や登場人物について色々と振り返ってみようかな、と。作者さんからお題表を頂いているわけですよ。

フェインリーヴ

なるほどな。

撫子

簡潔に物語のあらすじを説明しますと、『凶獄の九尾と呼ばれる大妖との戦いの最中に異世界へと飛ばされた癒義の巫女(私)が、場を異世界に移しての大戦闘感動巨編』です。

フェインリーヴ

本編とは違う吹っ切れた満面の笑顔で大嘘つくんじゃない!!!!!!!!

撫子

うぅっ、ちょっとお茶目になってみたかっただけじゃないですか~……。

フェインリーヴ

あのなぁ、万が一鵜呑みにするようなピュア全開の読者がいたらどうするんだ? 妖との戦いがあるのは本当だが、メインはそこじゃないだろ!!

撫子

えーと……、何か他にありましたっけ?

フェインリーヴ

一応登録ジャンルはファンタジーだが、実際は『恋愛ファンタジー』ものだ!!

撫子

れ、……恋愛、ファンタジー!?

フェインリーヴ

こいつ……、今まで全然知らなかったみたいな顔だな。

撫子

癒義の巫女としてのお役目があるのに、恋愛?お師匠様、寝言も大概にしてくださいよ!!

フェインリーヴ

いっぺん作者に事実確認でもしてこい!! この馬鹿弟子が!! 

撫子

えぇ……。じゃあ、本当に、……するんですか?その、れ、れ、……恋愛、とやらを。

フェインリーヴ

わかった。脳筋的お前にとって羞恥性が強烈なのはよくわかった。だから落ち着け。

撫子

だ、だって、恋愛ですよ、恋愛!! この十七年間そんなものとは無縁で生きてきましたから、たまに美形の妖で目の保養をするぐらいしか楽しみが。

フェインリーヴ

アホか!! せめて人間相手にしろ!!

撫子

だ、だって……、人間の男性相手なんて、……は、恥ずかしいじゃないですかっ。

フェインリーヴ

俺の事は正面からじっくり見てくるだろうが!!

撫子

……。

フェインリーヴ

なんだ、その不思議そうな目は……。

撫子

そういえば、お師匠様って、よく見れば美形男子の部類に入ってましたねぇ……。

フェインリーヴ

しみじみ再確認するなぁあああああ!! 自分で言うのもあれだが、キャラ設定では美形全開だ!! ほら見ろ!! 師匠の美しすぎる尊顔を!! 拝借している美麗キャラアイコンのお陰で1000倍UPの美しさだ!!

撫子

ふにゃああああああ!! 顔を押し付けて来ないでくださいよぉおおおおおおお!!

フェインリーヴ

なんだその迷惑そうな反応は!! 俺の顔や体温をこんなにも近くで感じられる奴はそうそういないんだぞ!!

撫子

ざ、残念な美形男子様の抱擁は、心からご遠慮いたしますっ。

フェインリーヴ

誰が残念美形だ!!

撫子

うぅっ、と、とりあえず、私達の物語のジャンルが『恋愛ファンタジー』という事はよぉーくわかりましたっ。で、でも、お、お相手って、誰なんですかっ。

フェインリーヴ

え……。

撫子

私の、……こ、恋人に、なってくださる予定の方です。

フェインリーヴ

た、タイトルでもろバレだろう……。

撫子

え? タイトル……。確か、私とお師匠様の事が書いてあるような、……え。

フェインリーヴ

……。

撫子

……。

騎士団長・レオト

……。

ポチ

……バウッ。

フェインリーヴ

さりげなく交ざってくるんじゃない!!!!!

騎士団長・レオト

ははははっ! やぁ、なんだか可愛らしいオーラが漂い始めたから、つい。

ポチ

ワンっ、ワフゥッ。

フェインリーヴ

帰れ!! 

撫子

ま、まぁまぁ。レオトさんとポチもいた方が楽しいじゃないですかっ。それに……。

騎士団長・レオト

ん? 撫子君、どうしたの? 俺の後ろに隠れちゃって。

撫子

お、お師匠様から……、ま、守ってください。

フェインリーヴ

どういう意味だ!!!!! ってこら、俺の前で他の男に甘えるんじゃない!! 

ポチ

ワフッ♪

フェインリーヴ

違ぁああああう!! お前じゃない!! 俺の欲しい温もりは断じてお前のような犬っころじゃないぁああああああい!!

撫子

え、えっと、話を進めますね……。ジャンル、恋愛ファンタジー、なので、私とお師匠様の、こ、ここここここ。

騎士団長・レオト

撫子君、無理しなくていいよ。俺が代わりにこのメモ読みあげるから。

撫子

お、お願いします。

騎士団長・レオト

異世界から迷い込んできた癒義の巫女、つまり、撫子君の事だね。彼女は宿敵の九尾を追いながら、その定めを否定し、普通の女の子としての幸せを求めるように迫ってくる師匠、フェインリーヴの存在に、徐々に惹かれ始める。けど、二人の間には癒義の巫女という大きな壁が……。

撫子

正直、その仕様事態が信じられないんですけど。

騎士団長・レオト

そうかな? 可愛い撫子君を保護して懸命に看病して、それから弟子にまでしちゃったんだよ? 情も湧くだろうし、自然な事じゃないのかなぁ。

撫子

お、お師匠様って、お幾つぐらいでしたっけ。

フェインリーヴ

二十三だ。

騎士団長・レオト

うわぁ、平然と嘘ついたよ、こいつ……。

撫子

ろ、六歳差、ですか……。

フェインリーヴ

嫌なのか?

撫子

い、いえ……。お師匠様から見れば、私なんてお子様過ぎるだろうなぁ、と。

フェインリーヴ

それを育てるのが楽しいんじゃないか♪

撫子

……。

騎士団長・レオト

……。

ポチ

……。

フェインリーヴ

なんだ、この居た堪れない罪悪感と押し潰されそうな重圧感は……。

撫子

次は、『薬師~』の物語の長さについでご説明していきますね~。

ポチ

ワンッ!

騎士団長・レオト

どのくらいの長さで物語が終わるのかっていうのは重要だからね~。撫子君、よろしく。

フェインリーヴ

なんか、消えたくなってきた……。

撫子

作者さんの今までの反省点を考慮した結果、とりあえず、文庫一冊分ぐらいの長さで収めたい仕様で書いているそうですよ。

騎士団長・レオト

100話とかにはならない、はず、だから安心してね。ほら、フェインも落ち込んでないで説明に参加しろ。一応メインヒーローだろう?

フェインリーヴ

一応じゃなくて、絶対的なヒーローポジションだ!!

撫子

ヒーローになりたがるお師匠様はおいておくとして、私達の物語はある程度の長さで完結するという事なので、がんばれ来年二月中での完結! を目指しています。

ポチ

ワンッ、ワンッ!!

撫子

あのヘタレな作者に二月中完結なんて、無謀過ぎる目標だと思うんですけどね。(遠い目)

フェインリーヴ

(くそっ……)ほどほどの総文字数で完結させたいと言っていたからな。その分、展開も早く、ネタバレもサクサク進む仕様だ。基本的に王道コースの安心設計となっているそうだから、気が向いたら読んでやってくれ。

撫子

作者が初めて別サイトで連載した(現在進行中)の物語なんて、かなりのデメリット仕様が多かったですからねぇ……。ウチは安心安全設計で本当によかったです。

騎士団長・レオト

あぁ、あれね。最終的にはヒーローが三人になって、200話以上の基本ルート後に、各ルートページオープンっていう、あの……、鬼のような所業が詰まった読者負担半端ない作品。あれは確かに読むの疲れるだろうなぁ……。

フェインリーヴ

そっちの作品のキャラ達は俺達より前に生まれている為、先輩というポジションになるわけだが……、俺もあれは相当の読者苦行作品だと思う。本当に生まれが遅くて助かった……。

ポチ

クゥゥゥゥゥン……。(コクコク)

撫子

というわけで、私達の物語はそんなカオス仕様にならない、はず、ですから、ほどほどにご安心ください♪

フェインリーヴ

『はず』って後付けされている時点で、安心要素が半分以下に減っているんだが……。

撫子

気のせいですよ。気のせい♪ というわけで、次は登場人物についてお話ししたかったんですが、少々長くなってきましたので、次回年明けの新年会模様と一緒にお送りします。

フェインリーヴ

また来年もよろしく頼む。

騎士団長・レオト

皆、良いお年を~♪

ポチ

ワンワンッ!!

撫子

皆様の年明けが素敵なものとなりますように。
ではでは~。

pagetop