差配屋

主な変更点は
・依頼内容の必須タグ削除
・人材一人以上で依頼解決判定可能
・子飼人の臨時雇用が可能に
・人材チャート変更
 ・力が1d6の出目そのままに
 ・タグが3→1個に変更

ってとこだな。

■プレイ人数
GM1名、PL1名の計2名で行う。

■使う道具
ルールブック
6面体のダイス2個以上
アクシデントを楽しむ心

■能力値
『器』差配屋の能力を現す
『力』配下である人材の能力を現す。高いほど良い。

『難度』問題解決の難しさを現す。
難度総計()
=【基礎難度(】+【個別難度(】という表記がされる

例 難度総計(15)
  =【基礎(10】+【警備(3】+【報道(2】

『タグ』人材に付けられている、性格や身体特徴、技術などを現す単語

■ゲームの目的
PLはニューフェイスで暗躍する差配屋(フィクサー)となり
「敵対マフィアの襲撃の為に面子をそろえろ」
「愛するハニーのために美術館の宝石を盗んで来い」
「なんかつまんないから銀行強盗いってきて」
など、GMの提示した状況をクリアし続けながら、したたかに生き残る事を目指す。

差配屋が行えるのは金の管理と人材の雇用、エージェントへの命令の三つである。
依頼主からの無茶なオーダーを、最適な人材をそろえることで解決するのだ。

■差配屋作成
・名前などの設定を決定
 世界観に沿いながら、自由に決めるといい
・『器』値を1得る
 『器』は差配屋にとって、実に重要なファクターだ。
 子飼人の人数や借金上限に関わる。
・子飼人(エージェント)の雇用
 子飼人リストから1名を選ぶ。
 それぞれ、有用な能力が違うので、差配屋としての楽しみ方によって選ぶと良いだろう。
・初期Coin20枚を得る
 これがきみの命となる。大事に使うことだ

以上で作成は完了である

■セッション進行
冒頭で、GM演じる依頼人から、状況の説明が行われる。
その後、その状況を解決するための『難度』の内訳と必須タグ、成功報酬が提示される。

例:
オーダー「とりあえず暇だから銀行強盗してこい」
『難度総計(15)
 =【基礎(10】+【警備(3】+【雑踏(2】+【危険(2】』
成功報酬『20Coin』

◆ターンにできること
差配屋は『雇用』と『解雇』という行動を行える。

・人材募集
3Coinで1名を雇用できる。
『人材チャート』を振って、出来上がった人材を雇用すること。
コインの残数がある限り、何人でも雇用できる
・人材解雇
人材を1人捨てることで、1Coinを得る
人材が居る限り、何人でも解雇できる
・子飼人の臨時雇用
5Coinを支払うことで、臨時雇用条件を満たした子飼人を、一回依頼解決成功するまで雇用できる

◆借金
緊急にCoinを求める場合、『器』に応じた借金を行える
『器』×10Coinを上限として、いつでもCoinを借りられる。
ただし、借金中に得たCoinは、まず借金の返済にあてられるので注意だ。

◆依頼解決判定
1人以上の人材が居る時、依頼解決判定を宣言することで
依頼解決に臨むことができる。
依頼解決判定に使用した人材は消費される。
人材の『力』の合計と2d6の出目を足して、『難度』以上なら依頼解決成功だ。
『難度』以下だった場合、改めて人材を集め直さなくてはならない。
臨時雇用の子飼人は、依頼が成功するまで付き合ってくれる。

◆DeadEnd
ターンの終了時、Coinを1枚も所持していなかった場合、きみの命も終わりである。
くれぐれも、金を大事にすることだ。

人材チャートβ2

●『力』の決定
1d6の出目がそのまま『力』となる

●タグの決定
1d6+1d6

1-2 身体系
3-4 精神系
5-6 立場系
身体系
1 剛力
2 軽身
3 小柄
4 巨体
5 美貌
6 身体系からひとつ
精神系
1 クール
2 ホット
3 ギーク
4 フール
5 クレバー
6 精神系からひとつ
立場系
1 公務員
2 無宿人
3 制作屋
4 接客業
5 軍事系
6 立場系からひとつ

pagetop