プリーテスが仲間に加わり魔の物と戦いながらの旅は一週間がたった。
プリーテスが仲間に加わり魔の物と戦いながらの旅は一週間がたった。
うわあ、なんで俺がプリーテスの荷物も持たなくちゃいけないんですかね。
んーそれはだなー
あ!稽古だ!稽古の一環だ!
明らかに今思いついたやつだー。
それを気づかれないと
思ってるとかイタイわー。
殺すぞ
ヤメテ!
後ろから押さないで!
転ぶって!
荷物の下敷きになっちゃう!!
ら、らええええええ
おっと大丈夫ですかな。
旅のお方。
危ないところを助けていただきありがとうございます。
そこの女に謀殺されかかったところだったんです。
謀殺ではない。
暗殺よ。
同じじゃねーか!
ほっほっほっほっ
若い人たちはゆかいですなぁ
ほっほっほっほっ
じじいはどこから来たんだ?
わしはあそこの村の村長をしておる。
こんなところにも村があったのね。
魔領の近くなのに大丈夫なの?
どうにかな。
けれど最近は魔の物の襲撃はめっぽう減ったのう。
ああ、そうよね…
100年だものね…
100年?
あー確かに魔の王は衰退してるかもな。
必ず魔の王はこの手で殺してやる。
………………………
元気がいいのお
ああそうだ、うちの村へ寄って行かんかね
ここであったのもジャンヌ様のお導きだ。
ああ、そうだな
寄って行こう。
いいだろ、プリーテス?
……そうね
寄っていきましょうか。
……ジャンヌ様のお導き、ね。