ねーねー、無人島に何か一つ持ってくとしたらなに?
なんだその唐突な質問は。
いいじゃんい、いじゃん。
まぁ、いいが。そういう君は何を持っていくのだ?
僕はね……君かな。
君一人いれば幸せに暮らせると思うから。
ほほう、なるほど。
で、君は何を持っていく?
私はとりあえず何をおいてもまずナイフだな
え!?僕っていう場面じゃないの!?
君みたいなにぶいやつに、一体何が切れるというんだ。
イヂワル!確かに切れ者じゃないし、実際何も切れいないかもしれないけどさ!!
それでも、君は僕がいなくて寂しくないの!?
それは寂しいに決まっているだろ。
だけど、君はきっと精一杯私を探してくれている、きっと助けに来てくれると信じているからな。二人とも遭難してしまったら誰が助けてくれるというのさ
私は王子様みたいに、君に助けてもらいたいんだ。
死んでも助けに行く!!
本当に死体で流れ着いたらぶっ飛ばしてやるけどな。