オノマトペ

オノマトペ

あ、自己紹介の前なのに
気が急いちゃった

落ち着こう、僕たち

どうも、白ヤギです

どうも、黒ヤギです

雪だね

雪だよ

なんでこの背景なの？

奥さああああああん！！

洗濯物、

台無しですよぉおおおおおおおお

て、叫びたかっただけだよ。

タイトルは
『洗濯物（降雪の夜）』

作者は
『彩 雅介』さんだよ

君の場合は、特に

「奥さん」って

響きがよかったんだろうね

よくわかったね

うん、

君のゲスっぷりは
前回でよくわかったよ

ありがとう！

お礼をいわれるようなことは、
何ひとつしていないよ

にしても……

もしかして、君、
なんだか疲れてない？

お？

よくわかったね

……実は。

寝ても覚めても
オノマトペのことで頭がいっぱいで。

もう気が狂いそうさ

そっか……。

じゃあ、そんな君に
こんなのはどうだい？

タイトルは
『ベランダの隅（洗濯物と降雪）』

作者は、同じく
『彩 雅介』さん

ガッ

奥さああああああん！

僕の後頭部で！

ブラが！！

ピンクのブラが！！！

濡れてますよーーーーー！！！！

イヤッホウ！！

兄者よ、
元気になったようだね

うん！
スッキリ！！

じゃあ、
気分を変えていってみよう！

あ、

封鎖できないことで有名な
「東京港連絡橋」

一般公募名称
「レインボーブリッジ」
じゃないか！

……

なに？ どうしたの？

いや、、、ね………。

特に、橋に興味のなさそうな君が
「東京港連絡橋」という正式名称を
知っていてくれたことに対して、

僕はこの心に
新鮮な驚きと輝かしい喜びが
さざ波のように
広がっていくとともに、

君に対する
感動と感謝の念が
抑えきれずに満ち溢れ、
こぼれ出すのを感じているんだよ

ん？
なんかキモイよ？

えへへ

橋が好き

すごく好き

僕の人生、
ぜんぶブチ込むくらい好き

え、そんなにも？

弟の意外な一面

タイトルは
『レインボーブリッジ(夜景)』

作者は
『ヤマネ』さんさ。

華やかでいいだろう？

うん、
まさにレインボウだね！

レイン"ボー"だよ！

……

……

……

謝らない。

僕は謝らないぞ。

よくわかんないけど、
いまなぜだか
無性に謝りたくない！

さあ、ということで
オノマトペ問題だよ！

……

背景も
エロくて軽そうな女が
いそうなのに変えたし

いい感じ、いい感じ

タイトルは
『南国ビーチ』

作者は
『ヤマネ』さん

「"レインボウ"ブリッジ」と
同じ作者だね

……

でさ。

僕は思ったんだけど、
ストリエのオノマトペって

いわゆる
マンガの描き文字じゃない？

……

だからさ、

じゃじゃーん！

考えたんだ！

漫画を参考にして
練習してみようって！！

いいアイデアだろう？

……

……

……

……構造形式 吊橋

ん？

橋長 798メートル！

中央径間 570メートル！

塔の高さ (海面から)126メートル！

供用年月日は……

平成5年8月26日！！！！！！

あ、なんか…
新たな才能が開花してる

さあ、やるよー

にしても、

いまのオノマトペの使い方は
かなり正解だったね

僕ね、

オノマトペは、
漫画の描き文字を参考にすると
いいと思ってたんだ

あ、無視されたうえに

ネタをパクられた

じゃあ、
ちょっとやってみるね

やっぱり、
謝っておけば
よかったかなあ

素直になれず
ブロークンハート

どう？

どう、って……。

何が起きたのか
消化するのに、時間がかかってるよ

漫画の神様、
手塚治虫大先生の
『ブッダ』のいち場面さ

じゃあ、あの黒い人は

ゴータマ・シッダールタ
こと、ブッダなんだね

そうだよ！

罰当たり加減が

なかなか感慨深いね

次行くよー

ごめん。。。

これはもう、
何が何だかわからないよ

やっぱり？

うん。

これはなんなの？

あのねえ、

意地悪なことをいうジェローデルに、
アンドレがぶちキレて、
ぬるいショコラを投げつける場面だよ！

うんと…
ちょっと整理するね。

アンドレってことは、
『ベルサイユのばら』っていう
名作少女漫画からの
抜粋ってことでいいかな？

そうだよ！

さすがに
知ってると思ってたよ、
このセリフ

"さすがに" って。

知らない、知らないよ

有名なのになー

僕も、少女漫画
勉強しておくよ

そこ、重要だよ！

ちなみに、
1970年代『ベルサイユのばら』と
ほぼ入れ違いで連載が始まった

『エースをねらえ！』って
漫画があるんだけど、

微妙に、名前だけ
聞いたことはあるよ

作者は、

1980年代に
新興宗教の巫女さんになり、

現在は教祖をしているそうだよ！

あ。
ぎりぎりアウトのネタだね

うん！

でも、この
人生いろいろあるね感を
どうしても伝えたかった！

手塚大先生の『ブッダ』と
神繋がりでもあるしね！

……えと。

作者は現在66歳くらいだね。

幸せな老後を
送っているといいね

教祖としてね！！

僕が
なんとか収集しようと
努力するなか

追いうちかけてくるね

えへへ

褒めてないよ

で、続きいきたいけど……

ちょっと長くなったから
また次の機会かなあ

ほんとは……
僕もやりたいなあ

勇気をだして
言ってみようかな

あ、あのね

次回のネタは
もう、仕込んであるんだ

ぼくも、
やりたいなあ…なんて

きっと面白いと思うよ！

……

……

……ごめんね

……

いいよ！

えへ

えへへ

まあ。

「レインボー」か「レインボウ」かなんて
ここまで引きずる話じゃねえけどな！

……いまなんか

僕を盛大にディスる声が
聞こえた気がするけど

気のせいだよ！

……

気のせいだよ！

このタイミングで
知らないのが
２体も出てきた

彼らは
『ナチュラル伯爵』
『犬』
だよ。

描いたのは
バケツ塗りしか出来ないことで
一部で有名な『脱腸』さんさ。

『犬が飼いたい！』って本編も、
頭おかしいから読んだほうがいいよ

うーんうーん

気のせいだよ！

……

気のせいだよ！

うーん

…

どうしよう。

あの頭の構造が不思議な人、

なんかすごい
こっちを見ているよ

……

……

…………

…………

………………

………………

…………………………………………

……うん

気のせいだね！

そうだよ！

あの不思議な頭の人を
見ていたら、

細かいことなんて
どうだってよくなったよ！

名前を含めて
あんなに個性的な人も
珍しいものね！

すごいね、伯爵

彼に惚れ込んで、
脱腸さん本人に
使用許可もらったんだけど

個人的に
ナチュラル伯爵を流行らせたい

すごく流行らせたい

……

ポテンシャル高いから
いけるよ！

でしょうーーーー！！！

こんなにも「威厳」と
「気持ちの悪さ」を兼ね揃えた
キャラクターは
そうはいないと思うんだ！

なで肩の犬も忘れないで

けっこう
入れ込んでるなあ

まあ、
とりあえず笑っとこう

えへへ

えへへ

笑っているよ

本当に素直でいい子だなあ

ずっとそのまま、

騙されやすいヤギでいてね！

ん？

なんでもない！

なんか聞こえたけど

考えるの面倒くさいから
とりあえず笑っとこう

えへへ

いい子だなあ