えぴめえ

……

ぷろめえ

どうも、黒ヤギです





えぴめえ

『こんにちは、

ぷろめえ

ん?

えぴめえ

この度は「どんどん焼」をお買い上げいただき有難うございました。

ぷろめえ

え!?

えぴめえ

私「どんどん焼き」は上質な原料を使用し、サラダ油でフライにして、ソースを混ぜ、口あたりを良く貴方様のお口に合います様調理いたしました。

ぷろめえ

え!? なに?

わたし、って
きみはどんどん焼だったの?

えぴめえ

どうぞ私「どんどん焼」を御賞味していただき、むかしなつかしい味を思い浮かべていただきたく思います。』

ぷろめえ

どうぞ、って言われても…。

過去も現在も、
君はヤギにしか見えないよ。

どうしたらいいんだよ……。

えぴめえ

ボリボリボリ

えぴめえ

あ。
どうも、白ヤギです

えぴめえ

ボリボリボリ

ぷろめえ

……予想はつくけど、

なに食べてるの?

えぴめえ

どんどん焼き!

ぷろめえ

どんどん焼きって、
駄菓子のおかきだよね?

えぴめえ

うん!

ぷろめえ

おいしい?

えぴめえ

すごく!

ぷろめえ

で、さっきのはなんなの?

えぴめえ

あのねえ、
どんどん焼き食べてたんだ。

ぷろめえ

うん、
それは知っているよ

えぴめえ

でね、

おいしいなあ
おいしいなあ

って食べてたら

えぴめえ

裏に書いてあったんだ、
さっきのセリフが。

ぷろめえ

あんな平穏な味のどんどん焼きに、

そんなぎっちり詰まった
身の上話が書いてあるなんて
知らなかったよ

えぴめえ

ボリボリボリ

ぷろめえ

はあ、びっくりした

ぷろめえ

僕は前回、ナチュラル伯爵を推したいがあまり、もともと考えていたオチをやめて強引に彼らを登場させてしまったから、後半がかなりグダグダになってしまったことに、君が怒っているのかと思ったよ

えぴめえ

長いなあ

えぴめえ

ボリボリボリ

えぴめえ

ボリ……あ、なくなった!

ぷろめえ

それにしてもさ。

前半の最初が
『私「どんどん焼き」は』って
どんどん焼き視点で始まってるのに、

最後は『調理いたしました』って

食べられる側から
調理側にまわっているのが
なんだか設定甘くていいね。

えぴめえ

うん! そうなんだ!

あの小さなどんどん焼きたちの中にも
ちゃんと序列があって、

上流どんどん焼きが
下流どんどん焼きを作って販売し、
この世界でのし上がっていく--

そんな想像をしながら
食べるのも、僕は大好きなんだ!

ぷろめえ

なるほどね!

果ては、
最近ブームが過ぎて、入居者が減少気味の
六本木ヒルズに入居して、

芸能界を目指して、夜な夜な六本木を
徘徊する女たちをはべらかすわけだね!!

えぴめえ

女が…
好きなんだなあ

ぷろめえ

でねっ!

『どうぞ私「どんどん焼」を御賞味していただき、むかしなつかしい味を思い浮かべていただきたく思います。』

ってところ!!

えぴめえ

あ、スイッチ入った?

ぷろめえ

僕としてはここに注目したい!!

えぴめえ

やっぱり……

黄色いリボンの幼なじみ(初接吻は18歳)

懐かしい、ほら田舎に置いてきた
あのおさげの娘。

あの娘を思い出せるのよ、私。


ちょっと……食べていきなさい、よ?

ぷろめえ

みたいな感じじゃない!!!???

プー
クスクスクス

えぴめえ

あー
向こう側にいっちゃったなあ

ぷろめえ

ちなみに、女の子キャラは
『女子生徒(昭和レトロ)』

作者は
『神城ゆみ』さんだよ!

えぴめえ

食べる、って
絶対に別の意味だよなあ

兄ながらゲスだなー

えぴめえ

ぼりぼりぼり

ぷろめえ

……

ぷろめえ

…何食べてるの?

えぴめえ

どんどん焼き!

ぷろめえ

まだ、持ってたんだ

えぴめえ

いっぱいあるよ!
15個入りの袋買ったからね!

ぷろめえ

……僕にも、ひと袋ちょうだい

えぴめえ

いいよ!

ぷろめえ

ぼりぼりぼり

えぴめえ

ぼりぼりぼり

ぷろめえ

ぼりぼり…あ、ピーナッツ

えぴめえ

ピーナッツの当たり感、
半端ないよねー

ボリボリボリ

ぷろめえ

わかるわかる

ボリボリボリ

えぴめえ

おいしいねえ

ぷろめえ

おいしいねえ

えぴめえ

でさ、

ぷろめえ

そうそう、
オノマトペオノマトペ

えぴめえ

オノマトペオノマトペ

えぴめえ

とりあえずは、
オノマトペ論争は
一旦ここを最後にしてさ。

本気で行こうよ、本気で

ぷろめえ

たしかに。
ダラダラと3回も
続けちゃったもんね

えぴめえ

うん、
ケジメって大事だよ。

ケジメって

ぷろめえ

そういえば、この背景…

えぴめえ

これは『ドミノ現場』

『アスカセラ』さんの作品だよ。

ぷろめえ

ああ、やっぱりドミノ!

これ、
やっぱりドミノだったんだね!

えぴめえ

うん、そうなんだよ。
ドミノなの、これ

ぷろめえ

それにしても、
ドミノ "現場" ってすごいね

えぴめえ

人影は見えないけれども
予断を許さない感は
すごくでるね、"現場"って言葉感

ぷろめえ

うん、
現場感の言葉感

















ぷろめえ

で。

おっと、
メルヘンチックな感じだね。
珍しく

えぴめえ

うん!

タイトルは『さばくの夜』
作者は『のの1号』さんだよ。

ぷろめえ

月と、砂漠と、ラクダと、
あとは……

えぴめえ

バンジョーだね!

ぷろめえ

ちがうよ、
あれはイスラーム圏で
よくつかわれる、

えぴめえ

バンジョーだね!

ぷろめえ

ちがうよ、
イスラーム圏の

えぴめえ

バンジョーだよ!

ぷろめえ

バンジョーは
丸くてアメリカのほうでしょ?

たぶん、これはウードなの。
イスラーム圏で弾かれる楽器だよ

えぴめえ

……

ぷろめえ

バンジョー、好きなの?

えぴめえ

うん

ぷろめえ

じゃあ、、、
バンジョーでいいよ

えぴめえ

うん!!!

ぷろめえ

えへ

えぴめえ

えへへ

ぷろめえ

うちの弟は
かわいいなあ

ぷろめえ

腹違いだけど

えぴめえ

じゃあ、

『ゴビ砂漠に迷い込んでしまった』
設定の
『僕は刑事、君は泥棒』

でオノマトペを使ってみよう!

ぷろめえ

君ってば、

ちょっと気を許すと
容赦なく突き進んでくるね

えぴめえ

てへ

ぷろめえ

まあいいや、
やろうか……



















どこまでも続く星空、どこまでも続く砂原。


その間にうごめくふたつの影があった。

ポリ公

まてー

ドロ

やだよー

ドロ

背中に背負っていた
お宝が落ちた!

ポリ公

うお!

ポリ公

足が痛い―
足が痛い―

ドロ

あわわわわ

ポリ公

金庫にけつまづいたー
泥棒が落とした、金庫にけつまづいたー

ドロ

ごめん!
俺、泥棒だけどごめんって思う!
それ痛いやつだわ

ポリ公

金庫に小指ぶつけたー
足の小指ぶつけたー

ポリ公

泥棒、追いかけてただけなのにー
それだけなのにー

ドロ

ああ、ごめんね
俺追いかけてただけなのにね

ポリ公

俺、悪いことしてないのにー
泥棒追いかけてただけなのにー

ドロ

そうだね、そうだよね
俺、追いかけるの仕事だもんね

ポリ公

痛い―
たぶん骨とか折れてないけどー
10分後には治ってそうだけどー

ドロ

ただ、金庫の端に
小指をぶつけただけだからね
ほんとは大したことないよね

ポリ公

でも痛い―
むしろ心が痛い―
仕事つらいー

ドロ

そうだよね、
俺を追いかけてこんなとこまで
来ちゃったもんね。つらいよね

ポリ公

なんか楽しませてー
このポリ公を楽しませて―

ドロ

ええっと、ええっと

ポリ公

うわーうわー

ドロ

あ、そうだ!
みてみて!

ドロ

はい!
君が足をぶつけた金庫!

ドロ

はいはい、開くよー

ドロ

開いちゃうよー

ドロ

ほら開いた!!!

ポリ公

……

ドロ

ねーすごいでしょ?

ポリ公

だから?

ドロ

あ、冷静

ポリ公

その金庫、
そして金庫を背負うお前を追いかけて、

西日暮里からゴビ砂漠まで来た俺だけど、

この時点で金庫が開くさまを、
ピカイチのネタみたく見せられるのは
まったく納得がいかないよ

ドロ

すんませんした。

反省しています。

もうしません。

ポリ公

うん、まあ仕方ないね
疲れてるんだね、俺たち

ドロ

ずっと走ってましたもんね

ポリ公

癒やしがほしい、癒やしが

ドロ

あ、あれは!

ポリ公

あ、あの左下、
むしろ俺の背後あたりにあるのは!

ドロ

ウードだ!

ポリ公

バンジョーだ!

ドロ

ウードだ!

ポリ公

バンジョーだ!

ポリ公

バンジョーだ!!

ドロ

…バンジョーだ!!!

ポリ公

お前、弾ける?

俺を癒せる?

ドロ

ギターもウードもバンジョーも弾けません。

残念ながら、癒せません

ポリ公

困ったな

ドロ

困りました

ポリ公

癒やされたい

ドロ

よし、じゃあ弾ける人探しましょう

ポリ公

うん、そうだな。

そして、その弾ける人を師と仰ぎ、
弾き方を習おう

ドロ

ナイスアイデア

ポリ公

最終的には、
二人でススキノあたりで流しをしよう

ドロ

そうしましょう

こうして二人は、警官とドロボウという枠組みを越え、バンジョーの師匠を探すという共通の夢を持って、再び果てのない砂漠の果てを探し、歩き出したのだった---。(つづく)













ぷろめえ

ひどいね

えぴめえ

そうだね

ぷろめえ

どっちがなんの役割なのかも
ちょっとよくわかんなかったね

えぴめえ

割り振った意味も皆無だよ

えぴめえ

だから壁紙も

タイトル『宇宙』
作者は『一颯はるひ』さん

の作品でカオス感を出してみたよ

ぷろめえ

オノマトペとか
そういう問題でもなくなってるよね

えぴめえ

そうだね!

ぷろめえ

うん。

オノマトペを探している途中で
金庫の画像3連チャンを見つけて、

使いたくて仕方なくなった感が
ありありと出ちゃったよ

えぴめえ

仕方ないよ!

金庫、なんだか
かわいかったんだもの!

ぷろめえ

そう、そうなんだ。

また

「目的のものを探していたら、別のものに目移りしちゃって、どうしても使いたくなる」

というストリエ的誘惑に敗北したよ、僕は。

ぷろめえ

たださ、

これ、続くの?

えぴめえ

うん!

いつか気が向いた時に
また突然ぶっ込んでいきたいと

いま僕は、そう決意した!

ぷろめえ

……そっか

ぷろめえ

たしかに、続きが
微妙に気にならなくはないから
いつか思い出したらやろうね

えぴめえ

そうだね

ぷろめえ

でさ

ぷろめえ

結局こんなに引っ張ったのに……

えぴめえ

オノマトペについては、

ほとんど学べなかった件について

物申すのかい?

ぷろめえ

うん

えぴめえ

仰るとおりだね!

ぷろめえ

結局、地の文とセリフと
どっちが馴染みがいいのかとか、

セリフの代わりに使うには
どうしたらいいのかとか、

よくわかんなかった…

えぴめえ

うーん、たぶんね

ぷろめえ

たぶん?

えぴめえ

時と場合によると思う!

ぷろめえ

…だね

ぷろめえ

結局いろいろやったけど、
前回、君が背景を変えたときの流れが
一番正解だったように思えるよ

えぴめえ

あ、
あれは確かにいい感じだった

ぷろめえ

もう少しちゃんと練って、
機会をあらためて考えようか

えぴめえ

そうしよ

ぷろめえ

それにしても、
今回なんか長かったね

えぴめえ

しようがないよ。
半分以上終わった時点で
一週間放置したからね

ぷろめえ

先週、忙しかったね

えぴめえ

うん、悲しいくらいにね

ぷろめえ

毎日ストリエだけやって
暮らしたいなあ

えぴめえ

そうだねー

ぷろめえ

いまは無理だね―

えぴめえ

気長にいこー

ぷろめえ

そだねー

えぴめえ

ボリボリボリ

ぷろめえ

あ、また食べてる

えぴめえ

えへへ

ぷろめえ

僕もちょうだい

えぴめえ

最後のひとパックだから
一緒に食べよう

ぷろめえ

ボリボリボリ

えぴめえ

ボリボリボリ

ぷろめえ

ボリボリボリ

えぴめえ

ボリボリボリ

ぷろめえ

ボリボ…

ぷろめえ

あ、ピーナッツ

えぴめえ

なに?
ピーナッツ出た?

ぷろめえ

う、ううん
なんでもない

えぴめえ

……

えぴめえ

たとえば、
どんどん焼きみたいな
女の子を紹介するって言ったら

ピーナッツくれる?

ぷろめえ

……

ぷろめえ

その子、
おさげで純朴風?

えぴめえ

うん

ぷろめえ

あ、どうしてだろう!

知らないうちに、
僕の手のひらからピーナッツが!

ぷろめえ

はい、あげるよ!

えぴめえ

わーい

えぴめえ

ボリボリボリ

えぴめえ

ゲスな性格を上手くつかえば、
格段に扱いやすくなるなあ

ぷろめえ

なになに?
女の子の詳細?

えぴめえ

なんでもない!

えぴめえ

これからもっと
もっと上手く活用していこうっと

えぴめえ

ボリボリボリ















今回取り上げさせていただいた画像


神城ゆみ様
『女子生徒(昭和レトロ)』

アスカセラ様
『ドミノ現場』
『小型金庫』×3

のの1号様
『さばくの夜』

丸メガネん様
『ヒュオオオオ』
『ハッ』

戸塚こだま様
『走る音』

ANGLE様
『本気で走る』

ギンすけ様
『血痕』

Nia様
『ギギギ』

一颯はるひ様
『宇宙』

画像、多数使用させていただきました。
ありがとうございました!













5.塩味が餅太郎、ソースはどんどん焼き

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