ヒナタはヒナタなの!これからよろしくなの、ごしゅじんさま!!
ぼ、僕はご主人様じゃ・・・
いいえ、アルドさん。貴方はこの子の、主人です。・・・まぁ、パートナーの方が正しいですけど
まさか、こいつも同じだなんてな
・・・フェンさん、ルーク君。どういうことか、説明してくれるかな
そうですね・・・どこから説明しましょうか
アルドさんはさっき「もともとはこの世界の人間ではない」と言いましたね?
ああ、うん
貴方は、この世界の神様に選ばれてここに来たんです
フェンと同じようにな
・・・フェンさんも?
はい、ルークがその証拠です
異世界から来た者・・・つまり、私やアルドさんには「パートナー」がいるんです。
私はルーク、アルドさんはそちらのヒナタさん
でも、どうして
それは私には分かりません。
・・・ですが、ひとつだけ。分かっていることがあります
私達が元の世界に帰るには「パートナー」の力が、「精霊」の力が必要なんです
精霊・・・の、力
まぁ、詳しいことは私もよく分からないんですけどね
「パートナーが、俺達が元の世界にための鍵になるはずだ」・・・としか、聞いていないので
誰から聞いたんだい、それは
私達と同じ、異世界からきた人からです
僕達の他にもいるのかい!?
今んところ、確認出来ているのは2人だな
むずかしいはなしは、どうでもいいのっ!
とにかく、ヒナタのごしゅじんさまは・・・アルド、なの!
どうして、僕の名前を・・・
ようやくみつけた、ずっと・・・ずっとまっていたの!!
・・・・・
・・・ごしゅじんさま?
君は、ウサギなのかい?
そうなの!ヒナタは、ウサギのせいれいなの!!
・・・僕、ウサギ苦手なんだ
え
え
え