ヒナタ

ヒナタはヒナタなの!これからよろしくなの、ごしゅじんさま!!

アルド

ぼ、僕はご主人様じゃ・・・

フェン

いいえ、アルドさん。貴方はこの子の、主人です。・・・まぁ、パートナーの方が正しいですけど

ルーク

まさか、こいつも同じだなんてな

アルド

・・・フェンさん、ルーク君。どういうことか、説明してくれるかな

フェン

そうですね・・・どこから説明しましょうか

フェン

アルドさんはさっき「もともとはこの世界の人間ではない」と言いましたね?

アルド

ああ、うん

フェン

貴方は、この世界の神様に選ばれてここに来たんです

ルーク

フェンと同じようにな

アルド

・・・フェンさんも?

フェン

はい、ルークがその証拠です

フェン

異世界から来た者・・・つまり、私やアルドさんには「パートナー」がいるんです。
私はルーク、アルドさんはそちらのヒナタさん

アルド

でも、どうして

フェン

それは私には分かりません。
・・・ですが、ひとつだけ。分かっていることがあります

フェン

私達が元の世界に帰るには「パートナー」の力が、「精霊」の力が必要なんです

アルド

精霊・・・の、力

フェン

まぁ、詳しいことは私もよく分からないんですけどね

フェン

「パートナーが、俺達が元の世界にための鍵になるはずだ」・・・としか、聞いていないので

アルド

誰から聞いたんだい、それは

フェン

私達と同じ、異世界からきた人からです

アルド

僕達の他にもいるのかい!?

ルーク

今んところ、確認出来ているのは2人だな

ヒナタ

むずかしいはなしは、どうでもいいのっ!
とにかく、ヒナタのごしゅじんさまは・・・アルド、なの!

アルド

どうして、僕の名前を・・・

ヒナタ

ようやくみつけた、ずっと・・・ずっとまっていたの!!

アルド

・・・・・

ヒナタ

・・・ごしゅじんさま?

アルド

君は、ウサギなのかい?

ヒナタ

そうなの!ヒナタは、ウサギのせいれいなの!!

アルド

・・・僕、ウサギ苦手なんだ

フェン

ルーク

ヒナタ

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