しばらく間があきましたがとりあえず作者のことはあまり気にしないで欲しい。何はともあれ4回目の会議始まるよ。

 突然だけど今回から続けて3本立てで行こうと思う。関連のある発明は出来るだけ続けて研究したほうがわかりやすいかなと感じてきたんでね。

 なるほど。一理ありますね。で、具体的には何について調べるんでしょうか?

 実はこの教室にもある黒板とその周りにあるものについて調べようと思うんだ。一応3回に分けてやるつもりだけどもしかしたらもう少し内容を増やす可能性も無きにしもあらずだね。ある程度発展した黒板も存在するが基本的に現在の黒板もしくはホワイトボードがなくなることは当分の間ないと考えられる。技術革新が盛んな時代でこれは地味なようですごいことだと言えるんだよね。

 黒板か。確かに知ってるようで意外と知らないこと多そうですね。

 なんとなく興味持ってくれたかな?じゃあ今回はまず黒板本体について調べてもらおうかね。

 調べて欲しいのはこんな感じだ。
 お題① 黒板の発明者は誰なのか?
 お題② ホワイトボードの発明者は?
 お題③ 黒板を作っているメーカーは?
 お題④ そもそも黒板なのになぜ緑色なの?
 とりあえず1時間でわかる範囲でやってみて欲しい。次回との兼ね合いもあるので付属品については次回に持ち越しだね。

 わかりました。調べてみます。

1時間後

 とりあえず調べてみました。

 じゃあ順番に説明してもらおうかな。まず黒板の発明者について教えて欲しい。

 お題① ですね。いきなりですがこれちょっと調べられませんでした。フランス人が発明したという説が有力ですが、なかなか誰が発明したのかまで特定ができませんでした。現在の黒板はどうやらフランス人がアメリカに持っていき、アメリカ人のスコットという人物が日本で広めたという事はわかりました。

 こっちでも調べた限りだとどうやらフランス革命が黒板の普及のきっかけだったらしい。誰が作ったかというよりも黒板で何を伝えるかの方が当時は重要だったようだね。ガスパール・モンジュという人物が結構昔に使っていたという記録はあるが、発明者ではないようだし。

 じゃあ次はホワイトボードについて教えてもらおう。

 お題②・・・すいません。これも調べられなかったんですよ。1967年ぐらいに販売され始めたことはわかったんですが。

 こっちでも調べたけど。やっぱりわからなかったな。ホワイトボードに付随する発明がかなり多いことはわかったけど誰が作ったかという情報がわかりやすい情報源は残念ながらなかった。

 まあ気を取り直して次に行こう
 日本で黒板を作っているメーカーは?

 お題③ 馬印というメーカーが結構作っているように思えますがどうやら各地にいろいろなメーカーがあるようなので特定は難しそうです。あと、企業とは異なりますが全国黒板工業連盟という団体もあるようです。

 まあ最後の質問だ。
 黒板というのになぜ緑色なのかわかったかな?

 いろいろ理由はあるようですが黒い板だと光の反射で黒板が見えにくくて不評だったようです。縁起が悪いなんて理由からもあまり評判が良くなかったそうです。

 お疲れ様。結構軽い気持ちで始めたけど思ったより奥が深くて苦戦したな。まあ次回は黒板に書くものというテーマでやってみようと思う。

 そういえば結構黒板にまつわる芸術の話というのも面白そうなのを見つけました。そういう話もできればまとめてみたいなあ。

 なるほど。それも面白そうだな。じゃあ全部で4回を目安にまとめてみるかな。じゃあ次回またよろしくね。

 お疲れ様でした。

 なんだか軽い気持ちで始めたら結構ディープな話になってしまった。とりあえず3部作の予定がおそらく4部作になりますがお付き合いいただければと思います。

第4話 黒板の歴史 黒板本体編

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