多人数参加型ミステリーゲーム『SoME』。
そのゲーム形式は多数決形式。
参加者の過半数が、制限時間内に正しく犯人とトリックを特定できれば『推理(detect)』サイドの勝利。
過半数が判断を誤る、もしくは制限時間内に推理することができなかった場合、『犯行(kill)』サイドの勝利。
犯行サイドは犯人、推理サイドは犯人以外のプレイヤーを指す。
このゲームで推理サイドが勝利するには、プレイヤー間での情報、考えの共有が不可欠である。
そのため、今僕らが皆食堂に集まっているように、顔を突き合わせながら、集合知を用いて犯人を探すのは、このゲームの常套手段となっている。