こうして、地獄のような一時間が始まった・・・
・・・冷めちまった山陰の街に・・・響く悲鳴・・・
・・・冗談じゃねぇ・・・
・・・はぁ・・・
人の家を駆け込み寺か何かとまちがえているのかしら?あなたたちは
なぜ私を見ていうのですか?!これでも変える手段を失った迷える神様なんですよ!!
まぁ、稲荷はとある理由でだからそっとしてやってくれ。
そのうち考えがまとまるだろうし・・・
そう・・・
あまり思い悩むのも良くないわよ?
まぁ・・・アイツにとっては大きな決断だからな。
どういうこと?
車の買い替え?
そんなことで?
まぁ、アイツにとっては”そんなこと”では済まないんだよ。
生前の記憶で思い出せる唯一のものだしな。
そういえば、あの子人間からだったわね・・・
自我を保ちつつよくやっているわね。
・・・妖狐の類ではなかったのですか?
えぇ、自殺志願者よ?
いきなり重い話に!!
まぁ、声を掛けたのはアタシなんだがな。
アイツ、生前は面白い府雰囲気あったからさ・・・
ほう、貴女がそんなこと言うとは・・・珍しい方だったのですね。
どう考えても女狐ですが・・・
マーイスウィートハニー!!
なぜぼこぼこにしたのか分からん・・・
さて、癖でやってしまったのだけれど・・・
癖かよ!!
まぁ、いいわ。そのうち起きるでしょうし。
気にせず置いておきましょう。
カラスが集ったらいやだな・・・
ダメだ・・・こいつら・・・
あのー、こちら・・・いったいなんなのでしょう。
何やら見覚えのある残骸なのですが・・・
気にすんな。
いつものことだからさ。
これでも神様なんだから・・・ね。
それは神様の特権ではないです。イザナギ様だけです。
どうする?もう帰るか?
えぇ、そろそろ・・・
今晩はすき焼きだそうですし・・・
ほーう・・・それはいいこと聞いたな。
あー、旦那様に叱られる・・・
私も言ってよろしいでしょうか!!
ダメに決まってんだろ。裸踊り
なーんでだー!!
・・・いつもの十倍こえぇ・・・
飛ばしすぎだろ・・・この帰り道・・・
それにしても珍しいですね。すき焼きでついてくるなんて・・・
なにかあったのですか?
いや、お前が心配でな。
思い悩むとボーっとするからな。
ま・・・まさか・・・見てました!!
凄い顔してたぞ?
もちろんこんな顔である。
・・・振り切るぜ・・・
おいばか!!やめろ!!
こうして、地獄のような一時間が始まった・・・
・・・冷めちまった山陰の街に・・・響く悲鳴・・・
・・・冗談じゃねぇ・・・
冗談じゃねぇぞ!!
えー、今回の作品は作者の愛車が廃車になる。ということで書かさせていただきました。
なぜ、稲荷だったのかと言えばあまり意味はなく・・・
唯一、車を持っていたキャラだったためです。
まぁ、実は作者ベースなので一番書きやすいのですが・・・
ちなみに、昨日、この小説は書き終わっているはずでした。
ですが・・・バッテリー切れで・・・真っ白に・・・
とりあえず、へいきへっちゃらだよ・・・とか言いつつ書いてます。
へっちゃらじゃないよ・・・
次回、妖怪のイラストが増えるみたいですし、山陰・・・そう・・・
米子のストーリーをですね!!
伊邪那美空気じゃない・・・いい加減にしなさい。
島根より鳥取より・・・米子なんですッ!!
お楽しみに!!
ダメだ・・・この子・・・早く何とかしなきゃ