稲荷

・・・はぁ・・・

イザナミ

人の家を駆け込み寺か何かとまちがえているのかしら?あなたたちは

アメノウズメ

なぜ私を見ていうのですか?!これでも変える手段を失った迷える神様なんですよ!!

アマテラス

まぁ、稲荷はとある理由でだからそっとしてやってくれ。

そのうち考えがまとまるだろうし・・・

イザナミ

そう・・・
あまり思い悩むのも良くないわよ?

アマテラス

まぁ・・・アイツにとっては大きな決断だからな。

イザナミ

どういうこと?

イザナミ

車の買い替え?
そんなことで?

アマテラス

まぁ、アイツにとっては”そんなこと”では済まないんだよ。

生前の記憶で思い出せる唯一のものだしな。

イザナミ

そういえば、あの子人間からだったわね・・・

自我を保ちつつよくやっているわね。

アメノウズメ

・・・妖狐の類ではなかったのですか?

イザナミ

えぇ、自殺志願者よ?

アメノウズメ

いきなり重い話に!!

アマテラス

まぁ、声を掛けたのはアタシなんだがな。

アイツ、生前は面白い府雰囲気あったからさ・・・

アメノウズメ

ほう、貴女がそんなこと言うとは・・・珍しい方だったのですね。

アメノウズメ

どう考えても女狐ですが・・・

イザナギ

マーイスウィートハニー!!

アメノウズメ

なぜぼこぼこにしたのか分からん・・・

イザナミ

さて、癖でやってしまったのだけれど・・・

アメノウズメ

癖かよ!!

イザナミ

まぁ、いいわ。そのうち起きるでしょうし。
気にせず置いておきましょう。

アマテラス

カラスが集ったらいやだな・・・

アメノウズメ

ダメだ・・・こいつら・・・

稲荷

あのー、こちら・・・いったいなんなのでしょう。
何やら見覚えのある残骸なのですが・・・

アマテラス

気にすんな。
いつものことだからさ。

イザナミ

これでも神様なんだから・・・ね。

アメノウズメ

それは神様の特権ではないです。イザナギ様だけです。

アマテラス

どうする?もう帰るか?

稲荷

えぇ、そろそろ・・・
今晩はすき焼きだそうですし・・・

アマテラス

ほーう・・・それはいいこと聞いたな。

稲荷

あー、旦那様に叱られる・・・

アメノウズメ

私も言ってよろしいでしょうか!!

稲荷

ダメに決まってんだろ。裸踊り

アメノウズメ

なーんでだー!!

アマテラス

・・・いつもの十倍こえぇ・・・
飛ばしすぎだろ・・・この帰り道・・・

稲荷

それにしても珍しいですね。すき焼きでついてくるなんて・・・
なにかあったのですか?

アマテラス

いや、お前が心配でな。
思い悩むとボーっとするからな。

稲荷

ま・・・まさか・・・見てました!!

アマテラス

凄い顔してたぞ?

稲荷

もちろんこんな顔である。

稲荷

・・・振り切るぜ・・・

アマテラス

おいばか!!やめろ!!

こうして、地獄のような一時間が始まった・・・


・・・冷めちまった山陰の街に・・・響く悲鳴・・・
・・・冗談じゃねぇ・・・

アマテラス

冗談じゃねぇぞ!!

稲荷

えー、今回の作品は作者の愛車が廃車になる。ということで書かさせていただきました。

稲荷

なぜ、稲荷だったのかと言えばあまり意味はなく・・・
唯一、車を持っていたキャラだったためです。
まぁ、実は作者ベースなので一番書きやすいのですが・・・

稲荷

ちなみに、昨日、この小説は書き終わっているはずでした。

稲荷

ですが・・・バッテリー切れで・・・真っ白に・・・

稲荷

とりあえず、へいきへっちゃらだよ・・・とか言いつつ書いてます。
へっちゃらじゃないよ・・・

稲荷

次回、妖怪のイラストが増えるみたいですし、山陰・・・そう・・・
米子のストーリーをですね!!

イザナミ

伊邪那美空気じゃない・・・いい加減にしなさい。

稲荷

島根より鳥取より・・・米子なんですッ!!

お楽しみに!!

イザナミ

ダメだ・・・この子・・・早く何とかしなきゃ

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