クラスの奴に乗せられて、ここまで来たけど・・・
ホントに来るのか？アイツは

まぁ、アイツは結構言われてんだろうしな。
来ても速攻断られるだろうし・・・

まぁ、冗談だしな・・・冗談・・・

・・・なんでこんなキンチョーすんだよ！！

本気じゃないんだっての！！罰ゲームなんだ！！

・・・どうしたの？こんなところに呼び出して・・・

どわっちゃっ・・・

？？？

は・・・はは・・・
はぁ・・・その・・・すみません・・・

え・・・えーっと・・・その・・・
こっ、ここに呼び出したのは・・・その・・・

他でもなく・・・あれなんだ。

・・・あれって？

ぐ・・・そう返されるか。

・・・よ・・・よし、腹を決めろ！！俺！！

その・・・三星さん！！

なに？遠月くん。

付き合ってください！！

言っちゃったー！！
これはもう・・・

終わったな。俺！！俺の青春！！
まだ小学生なんだけど・・・オワタ！！

えぇ、いいわよ。

まぁ、そうだよな。お前、結構モテるしな。
もう付き合ってる人いるよな。

・・・

まぁ、仕方ないよな。俺、全然魅力的じゃないし。
運動もできないし。勉強できないし。

イケメンでもないもんな。

あぁ、わかってるって・・・

とりあえず・・・忘れてｋ－

って、今何て言った！！

だから、

いいわよ。付き合ってあげる。って言ったの。

そ・・・それは・・・
こう、槍を持ってやる。あれですか？

お突き合いってやつじゃ・・・

・・・なに？それ

すみません！！テンパっててつい！！

・・・ふふ・・・

これからもよろしくね。遠月君

・・・まて・・・

どうしたの？遠月くん。
なんだか結婚詐欺された直後みたいな顔してるわよ？
気分がすぐれないのかしら？

あのさぁ・・・
オレ、お前に「付き合ってくれ」とは言ったけど「結婚します。」までは言ってないよな？絶対言ってないよな？

まぁまぁ・・・

もう、記憶の改変が始まっているのね・・・
こんな重要なことや、この後無理やり押し倒したり・・・

勝手にそんなこと言うな！！
あと、怖いことも言うな！！いろんな意味で！！

お前たち！！もうそんな関係だったのか！！

ほら！！厄介なのが来た！！

あらあら・・・うふふ・・・