・・・というのも・・・
前回までのあらすじ
小腹がすいたのでコンビニへ行ったところに吸血鬼に襲われ、女になったのである。
もちろん、今も男だ。
胸もない。
身長も縮んで深雪より小さい。
そして・・・
下もそのまんま・・・
・・・いや、これはこれでありなのか?
エロゲー展開なのか?
でも、このまま”女子高校”に行っても大変だよな?
・・・というのも・・・
・・・そういう訳なの。お父様
・・・なるほどな・・・
わかった・・・
えー、わかっちゃうのかよ。お父さん
とりあえず、私の部屋に住んでもらうわ。
あまり外出されて問題を起こしても困るもの。
俺が悪いの?
まぁ、仕方がない。
それに、この家には”鬼”を良く思ってない輩もいる。
あまり出歩かないようにな。遠月くん。
は・・・はい。
まぁ、家の者には言っておくから、外に出なければ大丈夫。
・・・この広大な敷地のどこまでが?
昔、ここで迷った思い出があるんだが・・・
そうね。
あの時兄様がいなければ庭で遭難するところだったものね。
今考えても、あれは怖かった。
熊注意の看板立ってたし。
何より、動物多すぎだろ・・・
山の動物たちがいるからな。
熊はいないと思うが・・・
キツネがいるから気を付けてくれ。
それは・・・触ってもいいってことですね!!
・・・・・・
・・・・
・・・すみません。
やりすぎました。
まぁ、なんだ。
気持ちもあまり落ち込んでないみたいだ。
あまり気兼ねすることなく、何かあったら言いなさい。
できるだけ、相談に乗ろう。
あ・・・ありがとうございます。
一応、言うが、今のままでは深雪は渡さんからな!!
そのつもりで・・・
その言葉を残し、お父さんは部屋を出た。
何だろう、最後の言葉は・・・
最後にだけすごく殺意があったような・・・
良かったわね。遠月くん。
これで一緒に暮らせるわよ。
一緒の部屋でね。
その言葉の後、廊下で大きな音が聞こえた。
壁にぶつかったような。
滑って転んだような。
角に小指を当て悶絶したような悲鳴が・・・
い、いや・・・一緒の部屋は・・・まずいだろ
一応、高校生なんだぞ?
でも、結婚はできるわよ?年齢的に
お前はな!!
俺は男だっつーの!!
・・・ってなんでもう結婚前提!!
遠月君が言い出したことでしょう?
子供の頃に・・・ね?
いや、なんかだんだん肥大化してないか?俺の発言
いや!!むしろ肥大化している!!
お前、俺の記憶が曖昧になってるからって嘘を言ってるな!!
そんな、まさか・・・
・・・そうね・・・その手があったわね・・・
しまった・・・
大変なことを教えてしまった・・・
次回予告
深雪が語る小学校時代の俺の告白の内容の全貌が今明らかに!!
って、ちょっと待て!!
いつになったら学園ハーレムに発展するんだ!!
遠月くん・・・
ちょっといいかしら?
次回!!
続くのか?これ・・・