○迷いの森の前の小屋

勇者つんつく

やっとここまで来たなー疲れたー。ひぽぽたます平原を越えるのも、結構大変なんだよな。

剣闘士パティ

まだまだここからが本番よ。

魔法使いミラノ

まずは小屋の中にいる案内人に認めてもらわないといけませんね。

勇者つんつく

よし。行くぞ。

つんつくは小さくノックをしてから、小屋の扉を開けた。

勇者つんつく

こんにちはー。

誰だ。お前は。帰れ。

勇者つんつく

くっ。怖そうな人。この人にカブト虫あげても絶対無理だろ・・・

魔法使いミラノ

あのー私達、怪しい者じゃありません。この森を案内して欲しいだけです。

興味はないと言っている。帰れ!

魔法使いミラノ

ふふ。そう言わずにこれを見てください。

こ、これはカブト虫ではないかーーーー!た、たまらん。これをくれるのか?

魔法使いミラノ

森を案内してくれるのならあげます。

いいだろう。取引成立だ。

勇者つんつく

嘘だろ・・・

剣闘士パティ

あんなんでいいんだ・・・

魔法使いミラノ

ではさっそく行きましょー。GOGOです♪

第22話 カブト虫万能説

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