主人は自分がスマホを持つまで

「俺はガラケーが無くなるまでスマホにしない!」
「LINEなんてあんなチャラチャラしたのはやるな!」

なんてことを言っていた。

だから、私も友達に

「LINEはやらないからメールにして。」

それなのに…主人はスマホにした途端にLINEを始めた。

あんなことを言っていた手前

「俺、LINE始めたよ。」

と言えなかったことはわかる。

主人がLINEを始めたことに私は気づいた。

「誰とLINEしているの?」

主人は少し戸惑いながら

「職場の人と…元カノ…」

主人が元カノ達と逢った次の日。
私は主人のスマホを見た…
そこには元カノとの長いトーク歴があった。最初の方は本当に友達同士のやりとり。

だけど…最後の方に主人から

「○○日と○○日どう?
○○(元カノを車に乗せる場所)どう?」

ショックすぎて、その前後のトークが記憶にない。

あの正義感が強くて曲がったことが嫌いな主人がそんなことを言うなんて…
信じられなかった。

でも、その2日間は主人の仕事が休みで趣味で1人で出かける日。
カレンダーにも書き込まれていた。

そして私が唯一覚えているのは

元カノからの『また逢おうね!』

スタンプだけだった…

私の知らない主人の顔

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