バツイチ子持ちのダンナと結婚して、突然2人の連れ子の母親になりました。
一緒に暮らし始めた時、連れ子たちはもう思春期やら反抗期やらに差し掛かった、むちゃくちゃむずかしい年頃の小学生でした。
最近ちまたでは子連れ再婚が増えてきたせいか、私の周りにもステップファミリーが増えてきました。
それと同時に、
連れ子との関係に悩む人、すごくすごく多くなっています。
どんな悩みかって?
一例をあげるとこんなのです
↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーー
顔を見るだけでイライラする、
性格が合わない、
連れ子の一挙一動が気にくわない、
連れ子の面倒を見たくない、
連れ子を愛せない、、、
ーーーーーーーーーーーーーーーー
…
…
正直に言います。
私もそう思った日が、本当に本当にたくさんありました。
「もう無理かもしれない」
「この子たちとはやっていけないかもしれない」
そう思ったこと、何度もありました。
連れ子が私にウソをついて元嫁にこっそり会いに行った日とか
「こんな家もういやだ」と元嫁にメールを送っていたのを見つけた日とかは、
「そんなに元嫁がいいなら、そっちにいけばいいじゃん」
と思ったこともありました。
こっちは毎日毎日作りたくもないごはんを必死で作って
独身時代には考えられないような量の洗濯物をこなして
学校行事に
習い事に、
連れ子が体調くずせば自分の予定は全キャンセルで病院へ
毎日時間とお金とメンタルをガリガリ削って家族の世話をしている
なのに連れ子たちからは
感謝とか、歩み寄りの姿勢とか、仲良くなろうとする努力とか
そんなものが微塵も感じられなくて
虚しくなる。
虚しくて虚しくて、
虚しくて虚しくて虚しくて、
一体なんのために、
一体誰のためにこんな結婚を選んだろうって
自分自身と連れ子を責めてしまう。
連れ子たちの言動に苛立ちを感じたり、
彼女たちの存在自体が重苦しく感じてしまうと、
「私はこの子たちを心から愛せていない」
って感じてしまう。
親なのに子どもを愛せてないってことに、
無意識のうちに強烈な罪悪感を持ってしまう。
そんな葛藤やストレスやイライラに押しつぶされそうになると、
つい
連れ子とは合わない
って匙を投げたくなっちゃう。
でも、そんな時には考えてみてほしいんです。
ーーーーーーーーーーーーー
▶︎この結婚は、この子たちが望んだものだっただろうか?
▶︎私には実家など息抜きできる場所はあるけれど、この子たちに「逃げ場」はあるだろうか?
▶︎もし自分が、連れ子の立場だったらどう思うだろうか?
ーーーーーーーーーーーーーー
私はこれを冷静に考えるようになってから、
連れ子たちにイライラすることはあっても、
「それでも母親にしてくれてありがとう」
という感謝の気持ちを持てるようになったんです。
だって、自分が連れ子の立場だったら
心底イヤだと思うから。
『パパの新しい女』と一緒に暮らし、しかもそいつが母親ヅラしてうるさく小言を言ってくるなんて、
地獄以外の何モノでもないでしょ。
それでいて連れ子たちには逃げ場がない。
帰る場所は小うるさい他人の女のいる、この家しかないんです。
それでも今、一緒にいてくれているのが連れ子たちなんです。
だから、コソコソ隠れて元嫁に会っていようが
日記や作文、元嫁へのメールに私のことをボロクソ書いていようが
毎日ちゃんと帰ってきて
私が作ったものを食べて
私が沸かしたお風呂に入って
私が洗濯したものを着て寝てくれる。
それだけで、
「感謝」以外に一体何があるっていうの?
「反抗期で子どもが口も聞かない」と嘆く親もいるけれど、
そんな成長過程の不安定な感情を素直にぶつけてくれることこそ、
「感謝」以外に一体何があるっていうの?
連れ子との関係に悩んだ継母がするべきたった一つのこと
それは、
連れ子への感謝を忘れない
それだけです。