こんにちは、継母ピロコです。

うちの連れ子ちゃんたちのママ(=元嫁)は、
まだ彼らが小さい頃に、他に好きな人ができて家を出て行ったのだそうです。
そんな元嫁ですが、離婚した後も連れ子ちゃんA(上の子)とだけコソコソ連絡を取ったり、隠れて会ったりしていました。

本当は、子どもたちに会いたければ
ダンナに連絡して、
正式に会う段取りを踏む約束なんですけどねむかっ
どうやらそうするのが面倒なのか、連れ子ちゃんBとは会わなくていいと思っているのか、とにかくコソコソするのが好きな人でした。

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ある日連れ子ちゃんAが、めずらしく私にすり寄ってきて、
『あのね、あのね、Aね、メールしたいの。友達がみんなメールしてるからAもやりたい』
と言ってきた。

そうかぁ、世の中はもう小学生もメールの時代かぁ…
なんて思いつつ、Aちゃんにはまだ携帯を持たせていなかったので、私のPCを使って無料のメールサービスに登録し、連れ子ちゃんAは嬉々としてメールを使い始めました。

しかし私は、使い方を一通り教えたのにも関わらず、肝心の
ログアウト
を教えるのを忘れていました。

連れ子ちゃんAがしばらく使っていた後、
私が自分の用事で使うためにそのままPCを返してもらうと、
そこにはAちゃんが使っていたタブがそのまま残っていて、誰かとのメールのやりとりがズラーっと並んでいました。

そのメールの相手は、連れ子ちゃんAのママ、
「男を作って出て行った元嫁」
でした。
目に飛び込んできたその内容に、
継母ピロコの心臓はドックンドックンと音をたてて鳴り始めました。

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A『メールアドレス作れたよ〜』
元『メールしてきて大丈夫?バレてない?』
A『大丈夫だよ、誰も私のことなんか見てない』
元『メールアドレス作るとき誰とメールするのって聞かれなかった?』(←なぜそこまで気にする?)
A『うん。もうこんな家やだ。家出したい』
元『大丈夫?ママにだけは気を使わなくていいからね。わかるよ、そりゃぁイヤだよね。イヤに決まってるそんなとこ』(←イヤに決まってるだと?決めるな)
A『なんか私、ここにいていいのかなって思う』
元『今度ママとごはん行こ♪バレないようにこっそり。お金のことは心配しなくていいよ、なんでも買ってあげるね!その家ではAちゃんは窮屈な思いしててかわいそう。夕飯食べたの?』
A『まだ』
元『はっ??夕飯まだなの?信じられない、、もう6時なのに。何かあったらおばあちゃん(義母)にも頼るんだよ』
A『うん、ありがと』

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……

ニコニコで私に「メール作ってくれ」と甘えてきた連れ子ちゃんA、腹の中では、
継母がいる家になんかに自分の居場所はない
もうこんな家から出ていきたい
6時なのにまだメシも出てこねぇのかよクソが
という憎悪がドロドロ渦巻いていたんです。

偶然にもそれを知ってしまい、
私はこの子がものすごく怖くなりました。
パパが「天真爛漫で素直なやさしい天使」と信じて疑わないAちゃんは、そこにはいませんでしたよ。

でも。
連れ子ちゃんにしてみれば、頼んでもいないのに急に変な女が母親になるなんて完全に大人の身勝手だし、甚だ迷惑なことなんだと思う。
だから仕方ない。

悲しいけど、継母は子どもたちに嫌な思いをさせても結婚を押し通したのだから、
彼らのすべてを受け入れて、
十字架を背負っていきて行かなければいけないってことなんだよね。

それにしても元嫁よ。
男作って出て行ったから正面切って連絡しづらいんだろうけど、
いちいちコソコソするんじゃねーよ

見てしまった連れ子の実母へのメール

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