不倫レシートの話を持ち出され
一旦は全部ひとりで飲み食いしたと嘘をついた夫。
バカかと思ったが、しばらくして夫自身も無理があると思ったらしく
夫
「同級生の人と行った。」
と白状した。
やっぱり内心ムカつきます。
夫
「でも、ただの友達だよ。」
そんな訳ねーだろう!
と、言いたいが逆ギレされて
話を打ち切られて逃げられても困るので淡々と話を進めます。
わたし
「わたしが男の人がいる数人の会食ですら怒った夫ちゃんが、どういう事?
誘われたの?」
夫
「自分から誘った。
独りで行くのは寂しいから。
それを浮気と言われたら仕方ないけどね。」
なんだこの偉そうな言い方。
わたし
「じゃあ、なんでドラレコ変なふうに消してあるの?
ドラレコ消さないでってお願いしてたじゃん。
友達なら消す必要ないじゃん。
家で消さなければいいと思ってるの?
間、間が消してあるってどういう事?」
不倫レシートを発見してから
わたしは久しぶりにドラレコをチェックしていました。
途中途中が消してある不思議な録画になっていました。
車ごと瞬間移動でもしたんでしょうかね。
そして、夫は全く目を合わせません。
明らか困っています。
夫
「消してない」
わたし
「仕事場に着いた画像から
突然ドンキホーテからの帰り道って何?
あっちもこっちも怪しいと思う所がちょうど全部消えてるっておかしいでしょ!」
夫は首をひねりながら
「え、SDカードの接触が悪いのかなぁ?」
ハハアーーン
SDカードを抜き差ししてたんね。
そりゃ確かに消してませんわ!
でも屁理屈だわね!(心の声)
どこまで人をバカにするのでしょう。
こんな嘘が通ると思ってるから不倫脳ってある意味凄いですね。
ドンキホーテからの帰り道
不倫女とのデートがよっぽど楽しかったのか音楽をかけながら熱唱しながら帰っていました。
もう情けなくなって
悲しくなって
わたし
「あんまりだよね····」
素直にうなずく夫。
あ、頷いた。
あんまりな事をしている自覚あるんだ。
きっと、無意識に頷いているんだと思うけど。
わたし
「あんまりだよ·····
同居前に"大事にするから"って言ってくれて嬉しかった。
実際大事にしてくれてて
やっと過去の事は忘れようと思えたのに。
これからやっとわだかまり無く夫ちゃんと生きて行けると思った矢先にコレ。
あんまりだよ····」
夫はやっぱり素直に頷いている。
頷いている·····
やっぱり不倫しているんだね····
わたし
「わたし、そんなに駄目な奥さんだった?」
夫は首を横に振ります。
「だから、嫌いになったわけじゃない」
わたし
「この世で一番愛されるはずの
両親と夫に一番苦しめられている。
あんまりだよ」
夫はさすがに辛そうな顔になり
頷いていた。
頷くという事は認めているのと同じだという事に
夫は気がついているのだろうか。
わたし
「本当に友達なんだね」
夫
「うん」
わたし
「不倫してたら離婚するからね」
夫
「うん」
さて····
証拠を掴まなくては····
そして、わたしの旦那様は死んでしまった。
もう何処にも居ないんだという現実。
向き合うと
ああ、ツライ
大好きだったよ。
その日の話は終わりにしました。