学校から



志望大学を記入するように言われた娘は



私に



『どこって書いたら良いかなー?!』



…と丸投げでした。







高校1年生の娘にとって

大学へ行くということは

現実的ではなかったようで





『大学って

 行かなくちゃいけないのかなー?!』





『もう勉強したくないんだけどー…』



 

…と呟いていました。







娘の呟きを聞いて





そうだよな…と思いました。









娘にとって“勉強”は

自分の存在価値を

確認するためのものでした。







拒食症になり始めた頃から

勉強にのめり込み始め

“良い結果”を出すことで

自分を肯定しようとしていたのです。







自分を認めるためには

“良い結果”を出し続けなければならず



結果



“勉強”に追われるようになります。







娘は

拒食症の方に多い

数字に執着してしまうという状態になり



点数や順位を

落とせなくなってしまっていました。





その頃に比べると



今はかなり緩くなっていますが





それでも





娘にとって

大学へ行くということは



本当はやりたくないけれど…



やらなくてはいけなくなる“勉強”が

4年も延びるという感覚なんだそうです。









コメントをくださった方の中に



勉強に追われるのが嫌で

あえて商業高校を出て

就職をされたという方。



就職してから

勉強からだけでなく

摂食障害からも解放されたという方。







色んなお話を聞くと



娘が

本当の意味で拒食症から解放されるには



勉強から離れるのが良いのかな…と

考えたりもしました。











1年前の娘は



○○大学に行きたい!!



○○になりたい!!



…という考えは全くありませんでした。













学校では



自分がどの進路を選んだら良いか??



自分に向いている職業は何か??



様々な質問から

自分に合った進路先や職業を

診断してくれるテストがあったり





お友達との会話で

しっかりした人生設計を聞いたり

将来の夢を聞いたりしているうちに





最近は

何となくですが



少しは自分の進路について

考えるようになったかな??と感じます。







『自分の興味ある分野なら

 楽しく勉強出来るかも…』







今は大学に進学する方向に固まった娘。



興味のある分野もほぼ決まり

あとは

大学を選ぶだけです。

 





大学受験は

また大変だと思いますが



娘の前向きな言葉に



私は

サポート出来ることは

全力でやりたいなと思っています。

✾ 大学受験を考える ② ✾

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