小学6年生から

ゆっくりと減っていった体重。



30kgになるのに2年。



そしてそこから



1年かけて44kgまで戻りました。







中学3年生で生理が戻ってからは

娘の強い希望で

これ以上体重が増えないように

摂取カロリーを1500Kcal前後に設定しました。



もちろん

生理が止まらないことが条件です。







高校生になってからは



休校中に

精神的に落ちた時期がありましたが



食べられない状態にはならず

体重を大きく落とすことなく

来ることが出来ました。







その頃の娘は

身長が162cm。

体重は44kg台。





身長は少しずつ伸びていますが

体重は2年前からほぼ同じです。





1日のカロリー摂取量もほぼ変わりません。







緩やかながらも

拒食症の症状は改善されていますが





摂取カロリー厳守



食べ方のマイルール徹底



体重増加への嫌悪感





これらは変化なしです。









体重管理をしているから

拒食症が治らないのでは?!



摂取カロリーを決めているから

カロリーが気になるのでは?!





と色々考えてしまいます…









主治医の先生からは

高校生活が落ち着いたら

1度病院に連絡して。と言われていたので



夏前に再診の予約を入れるつもりで

連絡したのですが





コロナのこともあり



『生理が来ているなら

 もうしばらく様子を見ましょう。

 また食べられなくなることがあれば

 病院に来てください。』



…と言われました。











食べられているし



生理は

不安定ながらも来ているしな。と思い







娘の今の状況を

そのまま看過して良いものか

聞けずにいます…



(先生は体重を増やしましょう。と

 言われると思いますが…笑)









現在



体重は変化のないまま

高校2年生になりました。





ただ



食事に対する意識は

変わっているように感じます。







“お友達”が出来た

1年生の2学期後半以降は

学校を楽しめているようで





その精神的な変化が

回復にも

良い影響を与えてくれている気がします。







まず

笑顔が増えました。





学校での話題

友達のことを

アレコレ話してくれます。





何が面白い??と思うことでも

ゲラゲラ笑います…

(そういうお年頃?!)







入院していた頃は 



ほぼ『無』



でしたから…





出てくるのは

『負の感情』のみという時期もありました。







そして



友達と出掛けることが増えました。





初めは



マックやサイゼなどの

カロリーの分かるお店で

軽くお茶する程度でしたが





1年生が終わる頃には

お昼ごはんや夜ごはんを

食べてくるようになりました。





カロリーが分かるお店は

全然問題ないのですが



オシャレなカフェ系のスイーツは

ほとんどカロリー表示がありません。





今までは

行きたいと思っても

諦めていた娘ですが



今は

友達と行きたい!!

という気持ちが勝つようで





自分で

だいたいのカロリーを計算し

そこから

いつもの1日の摂取カロリーになるよう

他の食事を調整するようになりました。





計算は基本娘に任せています。



分からなさ過ぎるメニューは

一緒に考えることもありますが

私は

なるべく口を出さないようにしています。





(あまりにも少な過ぎる計算の時は

 口出ししてしまいますが…)







この週末も

友達と話題になっているカフェに

行っています。





娘にしては

急激な変化です。









中学3年生で

生理が戻ってからの約1年半は



亀の歩みのような

緩やかな回復でしたが





現在は



30kgになってしまった頃からは

想像も出来なかったくらいの

回復をしていると思います。









このままで良いのか

自問自答しながらですが





娘と

『そのうち治りますよ。』という

いただいたコメントを信じ





これからも



焦らず



じっくりと



完全回復を待ちたいと思います。

✾ 最低体重からの経過 〜高校生編〜 ✾

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