中学校の9月といえば…





体育祭ですね。





1年前は

体育祭の直前に入院することになったので

2年ぶりの体育祭です。







娘の中学校の体育祭は

よくある陸上競技の記録会ではなく

小学校の運動会のような競技を

クラス対抗で競います。





その年によって違うのですが

借り物競走や障害物競走や

ムカデリレーなどのクラス対抗のリレーや

しっぽ取りという競技もあります。





クラスごとの

応援合戦ならぬ創作ダンスの発表もあり





毎年たくさんの父兄が見に来られ

見応えのある体育祭です。





私も楽しみにしていました。











足に自信の無い娘は



『ダンスは良いけど…

 競技はみんなの足を引っ張るだけだから

 行きたくない!!

 休む!!

 ダメなら見学する!!』



とだいぶ前からゴネていました。







『絶対私なんかいなければ良いって

 言われてる!!』



実際には言われていないのに

何故かそう思い込む娘。





周りに何て思われるかを

気にしすぎていました。







体育の授業のリレーの練習で

毎回自分の時に抜かされて

空気が悪くなったと思い込み

それが苦痛だったようです。





それも含めて

全体のバランスが良くなるように

クラスのみんなで

走順を決めているのだから



気にせずに楽しんだら良いのに…と

思うのですが

なかなか出来ないのが娘です。







体育祭が近づくにつれて

不安が大きくなっていき

どんどんネガティブになっていきました。







『私のせいで負けるから嫌だ。』の

一点張りでしたが





中学校での思い出を

1つでも多く作って欲しいと思っていた私は



娘が

テスト勉強の時ほど

不安定ではなかったのもあり



休みたいという頼みはスルーしました。









足が早くなる奇跡は起きないと思うけれど

意外に楽しかった。と思えるハズと

信じて送り出しました。









当日は晴天。



競技時間が押して

お昼ごはんの時間が短くなってしまい

慌てて車の中でお弁当を食べました。



(みんなは教室でお弁当です。)



食べ切れませんでしたが

思ったよりも楽しそうでした。



娘はずっと文句を言っていましたが…(笑)









1番気にしていたリレーの結果は…



最下位ではありませんでした!!





練習の時より少し良かったようです。





そもそも

1位を狙うクラスではなかったので

最下位ではないというだけで

大盛り上がり。





ダンスも

先生と揉めたりした割には

上手くまとまったそうで





何の表彰もされていないクラスなのに

良い雰囲気で終われたそうです。







母としては中学校の思い出が

1つ増えて何よりでした。









体育祭が終わってから

ママ友達とと少し話をしましたが

この時期は高校見学真っ最中でしたので

高校受験の話がメインでした。



色んな高校の情報を知る良い機会でした。







受験まであと半年。



中学校生活もあと半年。





拒食症で

苦しかっただけの中学校生活ではなく



せっかく復帰出来たのだから





1つでも

楽しかった思い出を作って欲しいなと



母は強く思っていました。

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