中間テストが無事に終わりました。





結果は…







1位でした!!





教科ごとに

本人の点数と平均点と教科順位が

書かれていて

5教科の順位の欄に



1位と書かれていました。

（1学年350人くらいいました。）





家の中は大騒ぎでした。







本人はというと

少しはにかんではいましたが

そんなに喜びを表しませんでした。









拒食症になり

体重を減らし続けていた時は

どれだけ減っても



自分で決めた目標値に到達しても



もっと減らさなきゃ…

もっともっと減らさなきゃ…



という思考にさせられるので

ゴールはありませんでした。







けれど

学年1位はそれより上が無いので

ある意味ゴールです。



娘はそのために

勉強を頑張っていたのですから

目標達成です。





私は

これで娘が

少しは自分に自信を持つことが

出来るんじゃないかと思いました。





心から安堵しました。





だから

娘が喜んでいないことが

不思議でした。







娘に

『嬉しくないの?!』と聞くと



びっくりな返事が返ってきました。





『結果を見た時は

　一瞬は嬉しかったよ。』





一瞬ですか…?!





『でも

　次のテストが心配…

　またシンドイ思いしながら

　勉強しなきゃいけないじゃん…』





もう

次のテストの心配を

していました。





『1位取ったら

　次からは順位が下がらないように

　しなきゃいけないじゃん…』





え?!







不安症爆裂です。







私達は



『いやいや。

　テストは終わったばかりだから

　とりあえず喜んでおこうよ!!

　こんな機会めったに無いんだから!!』と



一緒に喜びたかったのですが





娘は



『今回はいつも1位の子が

　調子悪かっただけで

　私の実力ではないよ。』





ほぅ…



たとえそうだとしても

運も実力のうち。と言いますよね?!





何故素直に喜ばないんだ????と

家族で顔を見合わせてしまいました。







自己肯定感の低さが

そうさせていたんだと思います。







結果が出たことで

少しは不安が落ち着くかと思いきや

さらに別の不安が襲ってくるという娘。







ここから1年は

高校受験へ向けて

拒食症に加えて

不安と戦うことになります。