と、俺カク志が呟く
能力開発がまだ
とはいえちょっと
余裕を持ちたい…
女性向けジャンルでも
能力がどーたらこーたらの
話は多いって話だから…
余裕は大事だけどやっぱり
早いところ能力開発しないと…
と…悶々と考えてたら
んーここで
今日は能力開発を…
と、俺カク志が呟く
能力開発がまだ
とはいえちょっと
余裕を持ちたい…
女性向けジャンルでも
能力がどーたらこーたらの
話は多いって話だから…
余裕は大事だけどやっぱり
早いところ能力開発しないと…
と…悶々と考えてたら
とりゃ!
ん?
んん?
なんだあれ?
花のラクガキか?
と思った矢先の瞬間に…
はぁ!
んんん?
今度は
なんだあれ?
てるてる坊主の
ラクガキか?
とぉー!
今度は
トンカチの
ラクガキか?
と、俺カク志があっけに取られてたら…
あ、やっぱり見てたんだ
これが私の能力だけど
どう?
これは何を出現させる能力なんだい?
ラクガキ
だよ
俺カク志の質問に
どストレートにメイ莉加
でもやっぱりラクガキなんだな…
つまりメイ莉加は
自分のエネルギーで
ラクガキを出現と
実体化させて
操る事が出来るのか…
そうそう
なんて他愛もない会話をしてる…
その時俺カク志はふと
校庭に目線を向けると…
あれ?
何で校庭にコンビニが!?
このイナホヅ学園内には
そんなの無い筈だけど!?
と俺カク志が
目の前に現れたコンビニに
あっ気に取られてたら…
ああ、もしかして…
もしかして
ってなんなんだメイ莉加…
俺カク志はそんなのを
考えた瞬間
なんだ!?
今度は木造の山小屋…?
の中なのか!?
俺カク志はどこに
どうなってるんだ!?
なんなんだ
こりゃ一体!?
俺カク志はそう叫ぶ…
なんなんだ?
と考えながら
閉じ込められてる
この小屋?の中を見回すと…
ん?
枕が飛んでる?
小屋の中のベッドの上に合った枕が何故か
小屋の中を飛び回ってる…!?
とにかく
こっから
でよう!
と俺カク志は辺りを見回すと
あっ
ドアだ!
俺カク志は
すぐさま出入り口のドアに
駆け寄りドアノブに手をかけ
開けようとしたけど…
え?
開かない!?
どういうことだ!?
ガチャ
ガチャ!!
ドアノブについてる内側の鍵のつまみ
即ちサムターンを
回そうとしても…
うわっ…!
全然動かないから
開かないや…!
俺カク志が
本当にどうしたら良いか
わかんなくなってくると…
消えた…?
さっきまで小屋みたいな中にいたのに…
ホントなんなんだ…
これも誰かの何かの能力か?
あーわりぃ
ちょっと試しだ
でもちょっと
強引じゃない?
謝っててもポーカーフェイスなメイ郎に対し
それに対しちょっと気まずそうなメイ莉加
もしかしてさっきのは…
そう
俺の能力
自分のエネルギーで
建物とかの建造物を出して
操るんだ
序でに建造物内に小物を
ちょっとある程度なら
作って操る事も出来る
俺カク志の質問に
メイ郎が答えて…
はぁ~
これもすごいや…
うん
凄い!
これなら野宿しなくって済むし!
純粋にメイ郎の能力に驚く
俺カク志だが
意外な視点で凄がるメイ莉加…
まぁ
そういう実用性でも良いんだが
対象を閉じ込めるとかの
固有結界として使えるとも
思うけんど…
後シールドやバリアとかのこっちをガードするのにも…
って事は…
ビルや橋も?
建造物
なんだから…
まぁな
エネルギーをジャンジャカ
使うけども
そこは…
俺カク志の質問に答えるメイ郎…
タタタタタ…
ん?
そんな中
誰か来た?
メイ郎もエグいな!
カク志を実験体にするなんてよ!
遠くから見えちまったぞ!
秘密結社Yは絶対に
そういうの好きだけどよ!
その誰かは大サブだ…
しかも会話に割り込んできた
んもー
会話の割り込みはもはや
大サブあるあるだから
どうでもいい
けど…
実験体…?
秘密結社…?
それじゃあ女性向けの漫画やゲームとかの
少女漫画みたいなお話じゃなくって
男性向けって言うかチビッコ向けの
特撮やアニメとかの何かみたいじゃないか…?
メタ発言するけど
もはびびの
関山氏の
何かと関係あるのか?
…
俺カク志は関山氏を思い出す
俺カク志も
メイ郎も大サブだって
そういうお話のキャラの何かに作られたはずじゃ?
メイ莉加は言わずもがな…
まぁ何が女性向けで男性向けか
わかんなくなってるけど
男性向けでも女性受けすれば…
どっち?どっち?
そもそもどういう話に?
そう考えると
流石の俺カク志も引くわ…
いやそれ以上に
訳わかんなくなってくる…
すると…
ドン!!!
んっ!?
でっかい音のすぐ後に
掘っ立て小屋…?
プレハブ小屋…?
とにかく大サブがいたところに
小屋が出てきたぞ?
…大サブ
何だコラ!
出せメイ郎!
ドンドンドンドン!!
ドスバスガシゴス!!
ドアだか壁をどんどん叩きながら
小屋の中で怒鳴る大サブ
そういう事は
言わない方がいいかもな
…今はな
ああわかったよ!
だから俺を出せ!
小屋を消せ!
…
ああ
メイ郎は自分の能力で
大サブを黙らせようと…
じゃなかった
閉じ込めたのか…
でも変な間があったり
変に、にこやかだったり…
何を今は言わない方が良いんだ?
聞こえちまったぞ
大サブを消す能力は無いよ
…少なくとも俺には、な
何聞き間違えてんだ!?
とにかく小屋を消せ!
グダグダと考える俺カク志を
尻目にするが如く会話をする
メイ郎と大サブ…
あ、いたいたメイ郎~!
ちょっとこっち来てくれる!?
わかったー
はやくはやくー!
千サブが待ってるよー!
あっ
メイ郎は
千サブたちに呼ばれて
行っちゃった
すると千サブたちと入れ替わるかの如く
またかよ
大サブ…
まぁ時間が経てば
消えるけどよ…
それにこの程度の小屋なら
割とすぐにな…
と小屋の近くに駆け寄る
心配そうなモブ悟とモブ雄…
大サブ君はすぐ
メイ郎君をおちょくるからな~
そうなんだ…
ああいうノンデリカシーな言い回しは
大サブの性分なのかもしれないけど…
いや寧ろこれも大サブあるあるだし…
しかし
実験体とかなかなか気になる事
言われたような気がした
俺カク志だ…
ドンドンドンドン!!
ドスバスガシゴス!!
とにかく早く出てぇよ!
こんな小屋~!
ああもう!こーなったら
俺の腕力筋力だけで!
それと反省の色があるのかないのか
判断が難しい大サブであった…
能力使って壊せばいいのに…
そうだ
あいつ大サブももう既に能力持ちだ
この前みたいに武人でも何でも出して
https://storie.jp/creator/story/episode/53028
それをぶつけて
こんな木造の掘っ立て小屋さっさと
壊せば良い筈なのに…
俺カク志はどこかの
青い筒みたいな形の
ノンデリカシーなロボットみたいに
ちょっと言ってみた…
そう思うでしょ?
メイ郎君が大サブ君を閉じ込めたこの小屋は
大サブ君の能力…
じゃなくっても
大サブ君や私の様なエネルギー出現実体化系や
美ーちゃんのような身体強化…最後の幻想無ゲーム風に言うと
プロテス系の能力で
(場合や人によってはすぐに)撃破つまり壊せるけど…
けど?
メイ郎君もかなりのエネルギー持ちだから
小屋言えどカチンコチンのカッチカチに
硬いを作れる作った筈なんで
壊すにはそれと同じくらいのエネルギーが必要になるの
つまり疲れるしエネルギーの無駄遣いにもなるから
大サブ君は敢えて使わないんじゃ…?
メイ莉加の一連の説明に
俺カク志は…
でも肉体だけで暴れてる方が
余計に疲れるんじゃ?
そうかも…
でもそういう能力をなるべく
使わないで
物事を成し遂げたり
問題を解決するのが
良いってサブディーナ先生も…
言わなくっても
イナホヅ学園やY結社でも
ちょっとステータスになってるからな…
そうなんだ…
と、ちょっと質問と説明な感じに
俺カク志とメイ莉加…
またでた…Y結社…
なんなんだそこ?それ…
それはそうと
このラクガキどう思う?
これ受け取ってくれる?
まぁすぐ消えるんだけど
さっきの、なのか?
メイ莉加が俺カク志に
ラクガキの花を挿す出す…
ああ、これは
クレヨンのかたまりみたいな
感触だね
それと
デカいラクガキを出せるのは
結構なエネルギー量があるって事かな?
俺カク志は受け取りそう呟く…
そうそう鉛筆やシャーペンの芯や
コンテのかたまりみたいな感触の時もある
それと貯めれるエネルギー量は
メイ郎君とか他の人には
敵わないんだな…
サブディーナ先生が言うには
私もかなりのエネルギー持ち
らしいんだけど…
でもそれは
他の大多数には勝ってるみたいだから…
そういう比べ方も…
あ、いや私もメイ郎君と
比べちゃったからな…
それはまずかったよ…
それと
これは…ひまわりなのかな?
コスモスのつもりだけど…
まぁラクガキだからね…
うん
そうなんだ…
あ、ラクガキのコスモスが消えた…
まぁこんなグダグダな感じで
メイ郎の作った掘っ立て小屋が消えるのを
待ってた
俺カク志たちであった…
しかしメインヒロインである
メイ莉加は
誰の事を好きなんだろうか恋愛的に…
それはメイ郎だとは思うけども
大サブ臭くもあるな…
それにエネルギー…?
精神力の事か?
RPGでいう魔法や技を使うMP魔力みたいなものなのか?