アクツ

んー

俺、明津(アクツ)は
良い気分で空を見上げてる

そうY結社のアジトの付近で…

ノン

あ、ここにいた…

アクツ

ん?どうした?
んですか…?
石帯女史…

あれから
あの衝撃の初対面から
https://storie.jp/creator/story/episode/48817
数日…
まだ石帯望芽とは
ぎこちない感じだが…

それもそうだ
男相手には

女相手には
女史
の敬称がY結社のルールだからな
相手が目下でも目上でも
おんなじくらいの立場でも…

ノン

ノンで良いから…

アクツ

う~ん…

それ俺明津的に言いづらいんだけども…
先輩結社員である石帯女史に
そんなのズケズケと言えるわけない…
と悶々とちょっと考えてたら…

ノン

ん…
じゃノゾメで良いよ

いきなり呼び捨て…?
それOKなんか?
俺明津は戸惑う…

アクツ

良いんですか…?

ノン

後、敬語じゃなくっていいから
関山氏…

アクツ

俺の事も
アクツ
って呼び捨てで良いよ…

相手は先輩社員な上に女性…
ノゾメはオンナだ
俺明津を敬称で呼ばなくってイイ…

てか呼ばせられるか?
不公平になるぞ?

あっちが良くても
こっち…俺明津が嫌なんだよ

ノン

良いの?
アクツで…

アクツ

ああ
ノゾメ…

俺明津も
呼び捨てで返す…

ノン

そう、ありがとう
気分は落ち着いた?
アクツ?

アクツ

ああ、大分な…

ノン

じゃそろそろ戻りましょう
アクツ…

アクツ

ああ…ノゾメ

そんなやり取りをして
俺明津とノゾメは
アジト内に戻っていくのであった…

あの衝撃からちょっと後

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