……

こんな夜は出歩くべきではなかったのだ。
半透明の群集を眺めながら、我が身を呪った。

総員、進めー!

骸骨の指揮官の号令に従い、
骸の隊列が軍靴を鳴らす。

彼らが護った国の行く末に、こんな日なのに友人と管を巻いていた自分が居ると思うと、虚しくなった。

急に、グルリと指揮官の頭蓋骨が回り、
空の眼窩と視線が合う。

敵兵発見!構え筒!

数多の半透明な銃口が一斉にこちらを向き、
無数の虚な弾丸が、僕の胸を射抜いた。

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