まずは絵師のみなさまに。
今作でも、素敵なイラストをたくさんお借りしました。
まずは絵師のみなさまに。
今作でも、素敵なイラストをたくさんお借りしました。
シン・アスカセラ様には、ラルとパーメントールの名前の案を頂きました。
(構想段階で少女・青年と呼んでいたので、自分では名前を思いつけなくなっており…もう少しで主役の名前がショウジョとセイネンになる所でした!)
みなさま、ありがとうございました。
今作は「言葉を食べる青年と、無口な少女」という夢で見た設定を物語にしたものなのですが、二人以外は夢にはいなかったオリジナルキャラです。
以下で各キャラについて、裏設定みたいなものを語っています。蛇足が気にならない方は、どうぞご覧ください。
【ラル】
夢に出てきた時点では、背が低くてすぐにちょこまかと隠れてしまう、臆病な女の子という印象でした。中身がこんな感じだとは思ってなかったので、書きながらびっくりしていました(??)
甘いものが好きなのはカロリーをたくさん取れるからなので、ふわふわのマカロンよりぎゅっと詰まったチョコレートの方が喜びます。
【パーメントール】
夢での印象や初期設定からほとんど変わらなかった人です。人に興味を持たない代わりに人を害さない彼は、実はラルと相性がいいんじゃないかと思います。
弟は彼のことをちゃんと兄として慕っていて、彼が家を出ることになったときはショックで寝込みました。兄とは正反対に感じやすく病みがちな青年ですが、強く生きてほしいと思います。
【マヤノ】
初期設定では、余裕があってカッコいい大人な女性だったのですが…いつの間にかうっかりさんになっていました。ラルとそんなに年齢変わらないかもしれませんね。高校生くらいでしょうか。
精神的に弱い部分もあるけど年下思いで優しい人です。幼い姪っ子を世話した経験があり、ラルに対しても保護者フィルターが掛かっています。
【キュラシー】
まさか自分が悪役令嬢を書くとは。
ただの悪者にしたくはなかったので「可愛い女の子だけど可愛いだけじゃない女の子」のアイコンを探しました。王妃失脚を企む白雪姫という設定のこのキャラアイコンがなければ、書けなかった子だと思います。
ちなみに「キュラシー」は「しらゆき」の逆読みです。
【ガス・ワルド】
第6話で「友達がいない」という設定ができてから一気に愛着がわきました。作者は友達いないキャラが好きなようです。
【ヤシャマル】
セグルへは家出した息子を探すために向かっています。
母星では本が禁止されていますが、広告や注意書きはあるので読み書きはできます。しかし「紙に書くなんてまだるっこしい、口で言え!」という性格なので、ラルとは仲良くなれません。
【マダム】
名前出せなかった…作者は心の中でマダムと呼んでいました。セグルへは自分の店を出店させる足掛かりを作りに向かっています。が、面白がって周りには「失恋してさ、傷心一人旅だよ」みたいに言っています。愉快犯の無意味な嘘なので、マヤノがめちゃくちゃ戸惑います。
【トニトニ】
着ているスーツは大きい人間と目線を同じにするためのものなので、食事のときには普通にヘルメットを外します。
スーツ以外は裸ですが、トニトニの種族は性別がなく、裸が恥ずかしいという認識もありません。
【船長】
腰が低いかと思えばそうでもない、飄々としてつかみどころがない、いつの間にやら彼のいいように話が進んでいる、そんな人です。
アイコンが可愛いので気に入っています!!
ここまでお読み下さり、ありがとうございました。
願わくば、また別の作品でお目にかかりましょう。