ラストのコメント

……ほんと、いろいろあった５年間だった。

何となくで誘われて参加した企画。

今思えば、これは自分の『再出発の物語』だったのかもしれない。

オイラは、ゲームショップの店長をやりながら、ゲームレビューやゲーム記事、ゲーム内のシナリオなどを書いていたのですが、その一方で小説を書いてました。

三年連続で、某大賞の最終選考で落ち、翌年は構成で手伝うと、同じく最終選考で落ち、その翌年は原案と構成で挑むと……最終選考で落ちましたが、書籍化まで進みました。
けど、最終巻まで出す事は叶わず。

希望を求めて、環境を変える為にゲーム業界に転職したり、引っ越したりして……それでも、光が見えなかった中……ストリエは、一つのキッカケだったのかもしれません。

名前すら公開されない、ゲームのシナリオばかりで、実績など語るに語れない中、こういう場は、とても良い場所でした。

ストリエで書き始めて、いろんな事がありました。

・好きな漫画のゲームのシナリオを担当
・担当しているゲーム紹介でテレビ出演
・上記が連載している雑誌のゲームの一部サブシナリオを担当
・文字書きの方々と出会う
・一次創作のイベントを知る
・舞台や朗読劇の脚本を積極的に書くようになる
・一次創作イベントで脚本、演出の芝居を行う
・舞台に出演する（これは自分でも意味がわからない）
・ゲームのメインシナリオを担当
・ゲームの世界観構築から、キャラ設定、シナリオ全て担当
・漫画原作の舞台の脚本を担当

こんなにも、いろいろな事があった。
これは、足掻いていた……藻掻いていたんだと思う。

それでも、書籍は出せてない。
きっと、これからも……そうなのかもしれない。

なぜなら……。

頑張ってる
　　方向性が
　　　　違うのだもの
　　　　　　　　　　　みつを

……でも、たぶん。
そうなんだよな。

それでも、これは『再出発の物語』だ。

ゲームショップの店長が、ゲーム業界に入って、ただ埋もれていく事に恐怖して、足掻いて藻掻いて、闘った時間。

そして、オイラは今年……。

戸建てを買いました。
そして、年内に結婚すると思います。

だから、これは……『再出発の物語』だ。

最後に

thank you！！ストリエ。

…………おめえはすげえよ。
よくがんばった……。
たったひとりで……。

こんどは、長生きするサイトに生まれ変われよ。
一本、一本、勝負する作品を書いてやる。
待ってるからな。
オイラも、もっと、もっとウデをあげて……。

……またな！

ＴＨＥ-ＥＮＤ
―おしまい―