『ただいまー!』
『ただいまー!』
さーて、今日も書くぞー(小説を)
戻ったか、ハイトよ……
帰りました!
いやー、今日も学校がクソつまらな……
誰だよ!?
誰……だと?
そうか、世界の修正が……
帰れよ泥棒!!!!!
ぐぬぬ…しかも泥棒扱いときたか良かろう!
自己紹介をしてやる
我の名はビシューヌ・アイアコス
学校でお前の『後方世界』に住んでいる
後ろの席ね……
本名は?
竹内 誠(たけうち まこと)
あ、あまり設定にこだわりはないのね……
てか竹内くん?
え、いたっけ……?
ふん、分からないのも無理はない
すでにハイトの記憶の一部は消去されつつあるのだから
ど、どういうこと?
いいか、ハイト
取り乱さずに最後まで聞いてほしい
うん
この世界は、もうすぐ消滅する……
しょ……消滅!?
そうだ、消滅する……
俺たちは皆、消える
はぁ…はぁ……(*´Д`)
なんか、嬉しそうじゃね?
ハイトくん、その話本当かも……
あ、みどりちゃん!
また不法侵入してきて…………
ほぅ…キミは?
私はみどりちゃん!
ハイトくんのお嫁さんになる予定(ほぼ確)で、この物語のメインヒロインよ!
なるほど、ハイトには彼女がいたのか……
虚言癖女は帰れ!!!!!
ハイトくん、でも彼の言っていることは本当よ?
ここ最近、この世界の閉鎖が示唆されるような現象が各地で起きているの……
現象?
例えば……?
目の前の彼よ……
え?
竹内くん?
竹内ではない、ビシューヌ・アイアコスだ!
うるせえよ竹内!
そう、そもそも竹内誠なんて人物はこの物語には存在しないの
つまり新キャラよ
やっぱり不審者だったか!!!!!
今、世界中で彼のような世界の終わりを予言してくるキャラクターが登場してきているの
……そうか
そこまで把握しているとは予想外だ
正体を現せ!
竹内!!!!!
竹内って呼ぶなぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ハイトくん……
竹内……
あははははは、やめだやめだ
キミたちの茶番に付き合うのは
なんだ!?
フキダシが何かこう……恐ろしい感じになったぞ!
気を付けてハイトくん!
何かしてきそうよ!
人の家で勝手しやがって!
出てけ!!!!!
ハイトくん……出てけって言い過ぎ……
ハイトよ!
我と闘え!!!
はっはっは!
参上!
な、なに!?
僕の書いた小説のキャラクターが!!!!!
ハイトくん、キミには感謝しているよ
僕を生み出してくれたこと!
でもね、竹内が使用したこの『召喚』には逆らえないんだ……
ごめんね……
しょ、召喚だと!?
おい、せめて『くん』か『さん』くらい付けろよ……
く、どうする……
安心してハイトくん!
あなたも召喚を使うことができるわ!
な、なんだって!?
ど、どうして?
こんなこともあろうかと、作者を脅しておいたわ!
さっきからなんでもアリだな……
想像以上だよハイト!
さあ、お前も召喚しろ!!!!!
えい!
『疾風の風』
参上!
なんか『ぽけ〇ん』みたい……
疾風の風……
彼はハイトくんが生み出したキャラクターの一人
ライトニング・アドバンス・エターナルの能力を持って生まれた一国の王
なぜか名前に『風』が重複してしまっている!
そして…彼は目の前にいる紅き瞳と…………
やあ、疾風の風!
昨日の夜は素晴らしかったね
え、、、ナニしたの……?
紅き瞳か!
お前も呼び出されたのか
そ!
でも残念ながら敵側さ
さあ、ハイト……
始めようか!!!!!
世界の命運を賭けたバトルをな!!!!!
うっせ!
頼むから帰れ!!!!!
ハイトからの感謝②へ
続く……