ふむう……シーン表、割と外のシーンが多かった気がするので……出掛けるプランを見通しつつ、先に振ってみてもいいでしょうかね？
どうぞ！
出来れば自宅デート！
大判シーン表(8)
なんの変哲もないおだやかな風景。しかし、その日常の背後で魔法災厄の影を感じる。
おだやか………‥
自宅許可でた……
自宅にGOサイン出た……
ではシーンは神社のまま続行…！
はぁい！
そういえば祈雨丸、緋奈子ちゃんに朽木さんについて聞いたことなかったなぁ……話題にも出したことなかったっけ……？
そうですね、今までは口止めの呪いもあり、話題としては避け続けていたかと！
そうでした…ね！口止めの奴があった！
二人で作ったそぼろご飯は当然作り立てなので温かい……そんなことをぼんやりと思ったりした……
連鎖的に思い出すのは、あの日の夕食を邪魔立てしてきた男のこと。
夕食を邪魔建てしてきたｗｗｗ祈雨様根に持ってる……ｗｗｗ
……そういえば、未だお聞きできていないことがありました
朽木…と名乗ったあの男、あなたは何かご存じなのでしょうか？
！
では、その言葉を聞いて一瞬動きを止める。
そして箸を置いて、
……あいつが誰かとかは、ごめん、うちもわかんない。ってか、今まで会ったこともなかった
とこぼし、少し首を気にしながら何も起きないことを確認してぽつぽつと話し始める。
……儀の準備をしてたら、蔵のところにあいつがいた。一応、うち親戚割といるから、うちが知らない親戚のひとかなって最初は思ったんだけどさ、声掛けたら、なんか、すごく、嫌な感じがして……。
それで、こいつはヤバいんじゃないのかって思って追い出そうとしたんだけど……
言葉を切って小さく頭を振る。
よくわかんない術とか使って、すごく強くて……。そうしてたら綾緋も来たんだけど、あの子も一撃くらって……、でも増援は来るはずだから、それまで何とかしなきゃとか思ったら、『さすがに分が悪いか』とか言ってさ、……逃がしちゃった。そのあとすぐにみんな来たんだけど……
と黙る。顔色が悪い。
……うちが、全部やったことになってた
それで、何が何だかわかんないけどこのままじゃヤバイと思って……そしたら、なんか…頭の中に声が聞こえて……それで、うちも逃げた
緋奈子は彼女の知る範囲での一部始終を語り終えた。
……なるほど
彼女が語る全てを静かに聞き終える。
なればやはり……あの男が用いたのは【改竄】と見てよいでしょう。シノビであるあなた方に太刀打ちできない術を使うとなれば、魔法である可能性は十分にあり得る
因果を書き換えることなど、我々魔法使いにとっては容易い事。あなたに関した事実を捻じ曲げてみせたあの男が、私と同類の存在である筋も見えた。
……あるいは、同族に類する……御釘の類かも分かりませんが……
だが、彼を知るには情報が少なすぎる。刃を交えたあの一瞬では……あまりにも縁が細い
と祈雨丸も箸を置いて悔しそうに顔を歪ませた。
うちも、もうちょっとなんか、探れればよかったんだけど……
暫し沈黙し、やがて少し言い辛そうに口を開く。
……あなたがあの男につないだ縁を借りることができれば、祈雨はそれらの秘密を明かす事が出来るかも知れない
あなたが見たもの、感じたもの、その身に刻んだもの……全てを私に預けて頂けるのなら、我が魂に掛けて全てを暴くと誓います。ただ……
あの夜、血塗れで助けを求めてきた彼女の姿を思い起こした。
ただ、あなたが恐ろしいと感じたあの日のことを、鮮明に思い出せなどと……心がないと罵られても否定できない
無理強いは出来ない、という顔。
……
緋奈子はその言葉を聞き、静かに目を見開く。
そして身を乗り出した。
……うちでも、何か力になれるの？
今喋ってもらった様子と、当時の状況から、真剣に思い出させるのは残酷だろうと気にしつつ、だとしてもそれ以外に術が見当たらない蛇
そんなの、決まってるじゃん。何でもやる。こんなうちでもあの子のために何かできるなら、何でも！どうすればいい？
急きこんで聞く様子に、躊躇いも恐怖もない。
教えて
真正面から、揺るがない瞳であなたの目を見つめ返す。
そして一切の躊躇がない緋奈子。初めて、自分が何かできるかもしれない時なので……。祈雨様やさしいな……
へへっ ちなみに、緋奈子ちゃん断章のお陰？で結構回復したけど、その当時の刀傷とか残ってるとすればどこですかね？
どこでもいいですよ！！（勢いよく）
んっふふ勢いｗじゃあ呪いも掛かってたことだし、首！
OK！！
ちなみに、緋奈子が回復していたのはお察しの通り断章のおかげですね！
ですよね！
そのまっすぐな眼差しに、安堵と、この方法しか取れないことに自責を抱きつつ
……その首に残っているのは、あの日の傷ですね
と確認しつつ、（多分正面に座っていたので）席を立つ。
言われるままに首に手を触れ、その傷を確認すると
……うん
と頷きつつ、祈雨様を目で追う。
隣に腰掛け、自分もその手を彼女の首筋に当てる。
ひやりと冷たい指が刀傷……それが刻まれた記憶をなぞる。
あなたは被害者ではない。証人だ。……呪の残り香よ、肉体に埋まりし銀の刃よ、その記憶を我に語れ。
《肉》で判定お願いします！対象は朽木さん！
ひゅう…！よき……！！どうぞ！！
語って…！！！
2D6>=5 → 3[1,2] → 3 [失敗]
簪ー！！！！
レンタル幸運～～～！！！！
Take2どうぞ！！
えーん！！！！頼む！！
2D6>=5 → 7[3,4] → 7 [成功]
ほっ
よかったー！やっぱり判定より先に演出する物じゃないなー！（）
わかる（深く頷く）
それでは、その刀傷から緋奈子の記憶、そして朽木の秘密へ手を伸ばす祈雨様でしたが、薄い硝子の板のようなものが、これ以上先へは進ませまいといわんばかりに阻まもうとする。
その障害に、つい眉をしかめる。
その表情に、真正面にいる彼女は一瞬の不安を見せた。
はっとする。
と、同時に、祈雨丸は彼女の頭にそれが足りないことを思い出す。
簪、もう片方の手で懐にしまっていた簪に手を伸ばした。
（返さねばならないな）
そう思うと同時に、反してそれを強く握りしめた自分がいた。
彼女を想う、その感情が募る。
――否、諦めはしない。
彼女の為にも、暴かなくては。
では、その想いに応えるようにして【幸運】が発動する。
硝子の壁はあえなく砕かれ、その縁にあなたは手が届く。
同時に、彼女の記憶がそのまま流れ込んでくる。
蔵にいた男。
殺気。
応戦するも切り刻まれる体。
目の前で妹が倒れる。
焦り。
恐怖。
使命感。
逃げていく男への疑念。
そして駆け付けた親族と、顔を上げた妹が言う。
『お前が』
渦巻く困惑と恐怖、その中にある朽木への縁からあなたは男の秘密を暴く。秘密を公開します。
秘密
HO『朽木玄』
朽木玄は確かに鞍馬神流の廻鴉であったが、それは過去の話だ。
朽木はかつて忍務の中で死に瀕した際、理想郷の書籍卿『冀求する硝子玉』玻璃により＜永遠となった。精神の歪んだ彼は外道に堕ち、廻鴉を追放されている。
ひたすらに力を求めており、それ故に禁書を奪わんと"緋継の式"を襲撃した。【改竄】を使用した張本人であり、彼を倒せば、この魔法の効果は失われるだろう。
襲撃の際に奪い取った断章《照らす》を所持しており、やがては禁書を食らい己の力としようとしている。
ぷしゅけか～～
ぷしゅけです～～
ちなみにだけど、ルルブでは＜永遠は愚者が変ずるとあるけど、朽木はもともと越境者です。なのでレアケースっていうことで！！
ぷしゅけの項目は読んではいたけど、それ自体に特殊ルールは絡んでこない……取りあえず安心…
ちなみに、ぷしゅけって断章扱いですかね？ランダムプロット？
うーん、ちょっとそこ悩んだんですが……いや、でもこいつの場合はどちらかというと越境者扱いなので、プロットかなぁと
思ったり
越境者基準だとそうですよねぇー……
（私がプロットしたほうが弱体化するんじゃないかな、などと）
プロット運は常に悪い方向に作用しますよ（まがお）
相手を殺したくない！って思うと、気軽に追い詰めちゃうんですよ（まがお）（ぜんか）
ふふ
まぁ魔力開放もあるし！！！
んなぁ……（鳴き声）びびっていても仕方ないので、ダイスで殴ります！蛇化最後に使いたかったなぁと思いつつ！
それは確かに……！！（）
あ、そうだあと補足ですが！【奥義】を使用した場合も、祈雨様は防御プロットは可能です！ただプロットでは防げないので、すべて魔素になる感じですね！
っていうのと、【高速機動】と【奥義】は二つとも「呪文」の区分なので、１ターンに二つとも行使することはできないです！
なるほど…そうなるのか！
なので【高速機動】をしたラウンドは【奥義】は飛んできませんので……そこはご安心を……後何か質問はあるかな……？
２ラウンド目から奥義ぶっぱが見えてきましたが、いや……嫌ーーーーーー勝ちたい
質問大丈夫です！
はーい！！
あ、それと朽木は断章＜照らすを持っていますが、＜照らすのステータスや蔵書は朽木に影響しないので…ご安心を……
正直なところ、祈雨様今裁火もあるし２ターンこれもたないんじゃないかなって思っている（）
いやいやいや、さいかですよ？プロット読みあいですよ？？？？
みはるとまさのさんですよ、ぐだりますよ（？？？？）（勘を制御しきれない二人）
ふふ……！ ランダムならさいかの出番で気は楽ですが、プロットなら美晴が無様に叫ぶ光景が見られるかもって感じですかね…！！
もともと、設定的にも断章なのかそれとも越境者なのか、あいまいな奴ではあるので、どちらでも不思議ではないんですよね……！！嫌な予感を察知したのでランダムプロットにしましょう！！！！
（GMにこんなこと言うのもおかしな話ですが、いまはまだ生かしておいてやる（剛腕と切れたナイフを持て余しつつ）というかんじならランダム…がありがたいかな…！）
んふふｗｗｗ いや、こちらも決してころしたいわけでは全く持ってないので……！！
裁火キメる祈雨丸考えておきますね！（ランダムで止められる未来は予知しない）
さ、さすがにランダムで裁火は止まらない…………たぶん……！！
５，５，５ ＞ ５，５，５ （・Д・）ﾎﾟｶ-ﾝ
さすがに…さすがに…！！！！！（ないとは言い切れないが限りなく低い）
裁火決める祈雨さま、滅茶苦茶楽しみにしてますんで！！！！！
ふふ……かっこよく朱華の火を借ります！！！
ひゅう！！楽しみにしております！！
すべての秘密を知り、あなたが顔を上げると、緋奈子もまたその記憶の再生を見ていたのだろう。
真っ青な顔で、血が出るほどに唇をきつくかみしめている。
気付く。
そして、自分が見たもの全てを、彼女がその身にしかと受けたのだと、改めて理解する。
何故、ほかならぬこの少女が、これほどまでに傷付かねばならない。
何故、何故……と、己に問うて、鳥肌のように立つ鱗を抑え込んだ。
そして、その気を御して笑みを浮かべた。
……改めて、言わせてください。あなたは……一人でよく頑張りました
この先は我が領分、と言うように。
誰かのために君が泣くのは、もう二度と有ってほしくないのだから。
……！
その一言に目を見開き、すぐに俯く。
……うん
絞り出すような声。
そして、一粒、涙が落ちた。
背景画像
NEO HIMEISM 様
https://neo-himeism.net/
