狼少女

君は誰かに守られるほど弱くて、小さくか弱いのにきわめて少女のようで人形のよう。

蝶よ花よと、夢ばかり話して、希望を口ずさむばかり。

ある時弱いくせにゲームやマンガみたいな強い魔法使いや格闘家になったつもりで、僕に食いかかってきたけど

あっさり押さえ込まれて、夢を少し崩されたみたいに愕然としたらしかった。

・・・・・・。

それはまるではじめて無力を知ったかのようで、立ち直るのに時間がかかりそうだった。

生意気さが消えたのはそれを機にだと思う。

素直すぎるくらいだ、いう事もよく聞くただ生意気ではなく、遠い目だった。だから僕には、まるでいつも泥だらけの子犬か、何かだった、生き物が人間になっていく

人間にみえた。

女の人に見えた

牙をむいて威嚇した君 僕は噛まれても血が赤く流れても君を受け止めようとしているそれがわかったからちゃんとした人間になっていくんだね

君は尖った牙で貪っていった血を飲み込んで泣いてたから

僕だけは君から逃げたりしない。世界が君を知らないと言って君自身も知らないといっても、僕は知ることを恐れてはいけないと 君に知ることを教えるために 知ることの大事さを教えるために きっと、ここでいつも待っているから。

狼少女          終わり

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