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アルザレア城
執務室
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チェック
うーむ、ロノスとのチェスもいささか飽きたの。
……負けそうだからって！
もっとなんかこう、刺激的なことは起こらんかのう。
滅多なことを口にするものではありませんぞ、陛下。衛兵も聞いておりますゆえ。
……。
とはいえなぁ……。
こう、盤上の戦いもさすがになぁ……。
たまには婿殿とシーラが遊びに来てくれないかのう……。
陛下。
わかったわかった。
シーラばかりに目をかけすぎというのだろう？
よいよい。
エイダム、イーヴァ、こちらへなさい。
はーい。
お呼びですか、お父様。
うむ、実はなロノスとのチェスに飽きてしまってな……。
へ……陛下ァ。
アルザレア城では
王様はとても退屈そうです。
雪渡りの千本峰
前編
よし、一通り用事は済んだし……。
そろそろジョルジュ・サンドへ向かおう。
ジョルジュ・サンドかぁ……。
あそこまでの道のりは直射日光がキツイよ？
適宜グリモリテントで休みながら進むのが定石だよな。
ツギノにグリモリテントの在庫あるかな……。
まあ、なんとかなるさ。
さあ、下山しよう。
それではお師匠様、失礼します。
なんだ、今から下山するのか？
もう夜だというのに。
はい、少しでも早く前へ進まないと……。
うーむ、下山するのはいいのだが……。今日は新月だぞ？
新月だとなにかあるのですか？
そこにいるラムディッシュに聞いてみるがいい。
え？俺？
新月には何があるんですか、ラムディッシュさん。
うーん、どうだろ。
だいたいこの時間には俺は寝てたからなぁ。
……え？
あ、でも、
『新月の夜は雪渡りが来る』
ってお師匠様に脅されてたな。
ほうほう、覚えていたようだな。
雪渡り？なにそれ……。
いや、俺も何の事かは……。
てっきりこの山の名前のことだと思ってたんだけど違うのかな？
その時です。
遠くの方で何やら重い音が鳴ったかと思うと
と、這いずるような音が聞こえてきました。
……ん？
なにか聞こえないか？
なんだ、この地響きは……。
……どうやら来たようだな。
どんどん近づいてくる……。
音の正体、その目で見てみるといいだろう。
シルバータブ！
ゆくぞ、工房の外だ。
勇者様たちはシルバータブに乗り
大急ぎで工房の外へ出ます。
ところが、
勇者様たちが外に出る頃に地響きは
すっかり聞こえなくなってしまいました。
何もないな……。
……気を抜くんじゃない。
よく目を凝らすんだ。
マキさんの指差す方向を見る勇者様たち。
するとそこには雪煙が……。
あ……あれは？
遠くの方で上がった雪煙は
どんどん近づいてくるではありませんか。
来たな、雪渡り。
またの名を
ルナワーム！
ルナワーム！？
勇者様たちの前に立ちはだかる巨大な魔物。
果たして、勇者様たちの運命は……。
つづく
【勇者勇の装備】
レベル ：23
めいせい ：312
ぶき ：新品の短剣
よろい ：鋼鉄のよろい
かぶと ：銀の額当て
たて ：なし
どうぐ ：野ばらのペンダント
焼豚×2
焼きとり×2
霊薬草×5
淡水ザメの煮凝り
淡水ザメの骨
淡水ザメの牙
黒王の羽
いつもの額当て
王の冠
カジノコイン×2560
緋糸手句の防寒具
なかま ：[泉守]ダイ
[もふもふ]もふもふ
[魔導エンジニア]ラムディッシュ
とくぎ ：ファイアブレス
トキシックブレス
釣り
カン
介抱
じょうたい：脇役
【シーラの装備】
レベル ：12
めいせい ：240
ぶき ：いつもの本
よろい ：いつもの服
かぶと ：いつもの飾り
たて ：なし
どうぐ ：やくそう×94
イーサ薬×9
おみやげ×99
ガラスの破片
なかま ：戦士ポメラ
大魔導ソルフェージュ
[コボルト]ライル
とくぎ ：しょうかん
値切り
冷やかし
虫の知らせ
ディゾネの思い出
寒さに耐える
好奇心
じょうたい：パーティーリーダー
