竜田 朱音

葵衣と一緒に巻き込まれた、もう一人のUGNチルドレン……

PL(美晴)

と呟き、 呟き……流れるように次シーンでそのことを単刀直入に調査したい……

GM

どうぞ……!

PL(美晴)

侵食あげるぞ!

竜田 朱音

1d10 どーん!
→ 2

GM

低い!

PL(美晴)

セーフ(?)

GM

せーふせーふ

PL(美晴)

80に到達してみたいけど流石に恐怖が(

GM

まだまだ大丈夫大丈夫

PL(美晴)

そしてちょっと提案なのですけど、

GM

普通に100%超えることはよくありますよ!はいどうぞ!

PL(美晴)

<情報:UGN>を使う以外の調査方法を提案してGMが別の判定案を出してくれた時、効率としてもともとの判定方法のが良ければ、やっぱりそっちで…っていうことは可能でしょうかね…?

GM

可能ですよ~!

PL(美晴)

なるほど! ノイマンであると知識量が膨大に増えるとあるので、潜在的な記憶力も強化されているのかなと思いました。
これまでの情報を得て「葵衣と一緒に襲撃されたUGNチルドレンのもう一人は自分なのではないか」「もしそうであるなら、表面的に忘れているだけで記憶は何処かに保管されているはず」と朱音は考えます。

PL(美晴)

情報整理をして、何らかの要因でしまい込んでしまった過去を思い出す……という調査が可能かを伺いたく……!(見当はずれの考察でしたらごめんなさい)

GM

なるほど……ちょっとお待ちくださいね……

GM

良しとしますよ!ただ、その場合出てくる情報は、UGNが把握、管理している3年前の事件の情報ではなく、朱音ちゃんの記憶を呼び起こすことによって得る3年前の事件の情報である、ということになりますね。

PL(美晴)

なるほど、内容が変わるんですね……

GM

事件を語る視点が変わる感じですね。(といいつつ、実はあんまり変わりません……チュートリアルだからいっちゃうけど……)

GM

そしてこの場合だと……判定は……そうだな……
精神……かなぁ……精神の……
意志……かな……呼び起こそうとする意志……
難易度は7としましょう!

PL(美晴)

ありがとうございます…!意志は「4dx+1」なので、5dx+1でチャレンジします…!

竜田 朱音

5dx+1>=7 思い出してー!
→ 8[2,5,5,7,8]+1
→ 9 → 成功

GM

おもいだしたー!

PL(美晴)

思い出した!(`・ω・´)

GM

では

トリガーイベント:記憶

朱音はひとつひとつ、丁寧に記憶をたどっていく。
きっと何かあったはずだ。思い出せ、思い出せ……。

そうしていくと、一つの記憶が鮮明によみがえってきた。
それは今から約3年ほど前。中学を卒業し、春休み中に葵衣と近くの商業施設に遊びに行っていた日のことだ。

GM

途中途中描写はいれますが、記憶の中の朱音ちゃんとして、自由にRPしていいですよ!

PL(美晴)

はわ……

朝霞 葵衣

何食べるー?クレープ屋さんとかあるっぽいよ~

竜田 朱音

クレープ!食べる~!デラックスとか、ジャンボとか付いてるやつがいいし!

PL(美晴)

と葵衣くんの横でうきうきとお財布を準備する…

朝霞 葵衣

え~、それ絶対後悔するよ~?

朝霞 葵衣

予言しましょう。食べきれなくなって泣きついてくる~!

竜田 朱音

うっ……そ、育ち盛りだし、いけるいける!まぁ…そのときは葵衣が儲けってことで! だからふたりで違うやつ頼もー!

朝霞 葵衣

りょ~かい~

GM

と言って、葵衣はさっぱりした甘さ控えめのフルーツいっぱい系のやつにしたりした。

竜田 朱音

おいしそー!

PL(美晴)

生クリーム&チョコたっぷりの、若いからこそ選べる暴挙的なクレープを選びました……

GM

後悔するかもしれないやつ……。途中で交換しながら一緒に食べたんだなぁ~

竜田 朱音

ちょっとフルーツちょうだい…口の中あますぎ……

PL(美晴)

って、予言通りの泣き顔……ww

朝霞 葵衣

ほら~、予言的中~!

GM

クレープ交換……。生クリームの食べて

朝霞 葵衣

あま~い

竜田 朱音

甘くておいしいんだけど、飽きるんだね!これ! よーし覚えた……もう忘れないし……

GM

それから、二人でウィンドウショッピングして、葵衣が朱音ちゃんに似合う服を選んでみたり、奇抜な服に二人で笑ったり、ニ〇リとか言ってふかふかクッションにうわ~ってなったりしてた……。そんな風に休日を満喫していた時

PL(美晴)

平和だったのに……


二人は突如、甲高い悲鳴を聞きく。ざわめく店内。他の客は困惑している。

竜田 朱音

!?

PL(美晴)

思わずきょろきょろ

竜田 朱音

…!今の……!


聞こえてくる方向は明らかだ。そして同時に、強いレネゲイドの気配と、そして血の匂いも。

竜田 朱音

ひったくり!? っ、違う……こ、これ……

PL(美晴)

と怯えつつもその方向を見る。「い、いかなきゃ……!」と言いつつも、足がすくむ……

朝霞 葵衣

……、俺行ってくるから、朱音はここで待ってて

竜田 朱音

だ、だめだよ!あたしはともかく……葵衣そういう能力じゃないでしょ!? へいき、平気だから……

PL(美晴)

と葵衣くんの腕を摑み

竜田 朱音

……葵衣となら、もう大丈夫だから……!

朝霞 葵衣

朱音……ほんとに、大丈夫……?

竜田 朱音

……大丈夫。だって、キミがいてくれるんでしょ?……ならもう、いつまでも怖い怖い言ってるばかりのあたしじゃいられないよ

PL(美晴)

と強い眼差しで同行したい…!

朝霞 葵衣

……わかった。でも、無理はだめだよ。状況を確認して、助けられる人がいたら助けて、援軍を呼ぼう

竜田 朱音

うん……!

頷いた朱音を見て、二人は悲鳴のしたほうへ急ぐ。

そこはまさに地獄絵図だった。

先ほどまでは笑い声が響いていた店先には、子供も、大人も、男も、女も、関係なく倒れていた。
血を流し、うめき声をあげる者もいれば、ピクリとも動かない者もいる。
そしてその中心で、女が一人、笑っていた。

???

あらぁ♡

そこから先の記憶は、いくら思い出そうとしても断片的なものだった。

女は笑いながら二人に襲い掛かった。
それを迎え撃つも、ブランクと、そしてあの時の恐怖が体から抜けていない朱音は、思う通りに動くことはできなかった。
対して、女の力は圧倒的で、気が付けば朱音は動かぬ体を抱え、床に倒れていた。
ブラム=ストーカーであるはずの自分の意志とは無関係に、体から流れ出ていく。
朦朧とする意識の中で、あなたは自分の前に、同じくボロボロの状態の葵衣がいることだけは理解できるだろう。

朝霞 葵衣

…………


ふらつきつつ、それでも立ち上がり、目の前の女をにらみつける。

竜田 朱音

(葵衣、逃げて)と(手を摑んで、離れないで)という反する感情を抱えながら……

???

そんな状態でまだ向かってくるの?無理よぉ、あなたたち、弱いもの。

朝霞 葵衣

……うる、さいなぁ……

???

あ!それとも、あれかしら。その子があなたの『お姫さま』なのかしら?そんなになっても、まだ守ろうとしてるなんて!素敵!私そういうの好きよ!!

竜田 朱音

(女の言葉も遠のく意識の中ではおぼろげにしかとらえられない。けど、その言葉が葵衣に向けられたもので、葵衣のことを笑っているようで、嫌な気分になった…)

???

ここであなたたちを殺すのなんてわけないけど……でも、それもつまらないわね。もっともっと面白くしましょう!

朝霞 葵衣

……


葵衣は女を睨みつけながら、朱音を隠すように動く。

???

ねぇ、あなたの命、私に頂戴?そうすれば、その子のことはここで殺さないであげる

朝霞 葵衣

……!

???

でも、ここであなたを殺しちゃうのもやっぱり味気ないからぁ、期限を決めましょう。あなたたち、学校に通ってるんでしょう?知ってるわ!

竜田 朱音

(葵衣の動揺が伝わった。あの女が何かを言ったんだ。葵衣、葵衣。聞いちゃ駄目、聞かないで)

???

卒業式っていうんでしょう?最後にお別れのセレモニー!うん、そのときにしましょう。そのとき、人としてのあなたは死ぬ。そのあとは全部私のもの。どう?嫌だったら嫌でいいのよ?二人で仲良くここで死ぬだけだもの。ちょっとつまらないけど

朝霞 葵衣

……それを飲んだら、絶対に見逃してくれるんだね?

???

ええ! 約束は破らないわ!

朝霞 葵衣

じゃ、いいよ。わかった


あまりにもあっさりと、葵衣は頷いた。

竜田 朱音

(何か、良くない一手が打たれたと分かってしまった。しかし手はぴくりとも動かず、霞む視界と視線でしか、葵衣に訴える事が出来なかった)

???

……素敵


うっそりとした笑みを浮かべると、女の影が持ち上がり、葵衣の左胸を貫いた。

朝霞 葵衣

あ……!!?


焼けるような痛みに胸を抑えるが、血が出ている様子はない。

???

うんうん、楽しみなことが増えたわぁ。あ、そうだ。その子からはこの記憶を消してあげるわね。そうじゃないと、ぎくしゃくしちゃうでしょ?

竜田 朱音

……!

???

うふふふ、楽しみね。あなたはどんな最期の日々を過ごすのかしら?どうやってその子にこれを伝えるのかしら?伝えないのかしら?嗚呼、楽しみ!


高らかにそういうと、女は影に溶けるようにして姿を消す。

朝霞 葵衣

……はぁ

痛みが治まり、小さくため息をつきつつ、朱音を振り返ってそっと優しい笑みを浮かべると、緊張の糸が切れたようにして、葵衣もまた、その場に倒れこんだーー。

やがて、間もなくUGNの援軍が到着し、二人は病院へ搬送された。
一般人の記憶は改竄され、その事件は精神的に異常をきたした者による犯行であると世間的には認知された。
そして、目を覚ました竜田朱音は全くその事件の記憶が抜け落ち、楽しかった休日の記憶だけが残っていた。

【DX3rdリプレイ】さよならを君と | part.7

facebook twitter
pagetop