ツンデレは一人で足りてますから

帆乃水れな 

やべえ遅刻ちこく

おいれな遅刻だぞ

帆乃水れな 

わりいちょいと遅刻しましたわりぃな  

尾川 翔

いやいやもう昼だからな

尾川 翔

こいつは ほのみず れな こいつもはあれだあれなんだ

帆乃水れな 

よう

帆乃水れな 

おりゃああ無視すんじゃねえよこのバカショウの分際でよ

尾川 翔

やめろよおれを十文字固めするのだけはやめて
がガンプラみたいにぽきっととれちゃうから
セメダインじゃ俺の腕付かないから引っこ抜くのだけは勘弁して

尾川 翔

うん見ての通り 俗言うヤンキーだな
ちなみにおれの幼馴染だ

混ぜるな危険はちゃんと守ろうね

帆乃水れな 

あぁなんでうちの席がこんなとこいってるんだ

ざわざわ

帆乃水れな 

おいきいてるのかバカショウおまの隣だったろう

尾川 翔

すみません、しりません急になってました

尾川 翔

いえねえよ超問題児転校生が席移動したなんてこれもはや爆弾に火花光ってる状態だろうな

尾川 翔

たぶんです れな様がいない間たしか掃除したんで間違えたんですねわたしが移動しておきますので

帆乃水れな 

まあいいや直しておけよショウ

尾川 翔

あぶね危機回避だな

帆乃水れな 

あ~ねむ まだ睡眠時間たりねえみたいだ 保険室ねてくるかな

数時間後

美幸がクラスの女子会ランチから帰ってきた

美幸

・・・・

尾川 翔

やべえよこんどは魔王が睨んでるぞここは無視だ

尾川 翔

嫌な予感だ

美幸
尾川 翔

どうする俺 ちゃんと説明するべきか 個々の番長がおれの隣なんですなんで諦めてくださいと土下座すればゆるしてくれるかな

尾川 翔

おいおい美幸じつはなこの隣決まってる子がいてな

美幸

・・・・

尾川 翔

やべえよシカトする気まんまんだぞ 荒業にでるしか

尾川 翔

その景色きにいってるならいいや俺こっちいくかな

美幸

・・・・

尾川 翔

これでよかったんだ あとはなにが起きようが問題ないはず俺はしらねえしらねえ

えっえどうして俺どけってか

美幸

・・・・

尾川 翔

なぜ君は俺の隣好むのだろうか

美幸

・・・

尾川 翔

いや大丈夫だなにも答えなくていいや

放課後

当然ながらヤンキーが帰宅するのに戻ってきた

帆乃水れな 

あぁ眠いな寝たりねえよ

帆乃水れな 

あぁなんでお前が隣なんだ

いやショウがむりやり

帆乃水れな 

ショウなんだおまえわたしの隣いやなのかよ

尾川 翔

いやめっそうもないですなんとくこの席も眺めいいかなと思って移動しましたすみません
すぐ戻りますよ

帆乃水れな 

よしこれでいいだやっぱお前となりだと落ち着くな

尾川 翔

やべえよ今度はあいつくるぞ

美幸

・・・・・

尾川 翔

わかるでしょ美幸さんこの状況 はやく空気読んでくれよ

帆乃水れな 

なんだおまえは急によ

美幸

・・・・

帆乃水れな 

ああぁどかねえってかうちにけんか挑むやつが現れるとは

尾川 翔

ふたりともやめてくださいもここはじゃんけんでもなんでも 

帆乃水れな 

うるせぞショウこれは女同士の戦いだ口出すな

尾川 翔

争いだけはやめてくれなんでもゆうこと聞くから

美幸

・・・

帆乃水れな 

さっきなんでもいうこと聞くとかいったな

尾川 翔

あのどっちかのゆうこと聞くという意味でして

帆乃水れな 

しかたねえなうちが諦めてやるよ

えええとレナ様どうしたでしょうか?

帆乃水れな 

どけよきょうからうちが子の席占領したからな

レナは俺の真後ろに席を移動した

尾川 翔

結局俺はモンスター達に囲まれた学園生活することに

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