アヤノは私の足を踏んできた
結構…強めに
すぐには無理かもしれないけど
お前、頭大丈夫か?
…あなたよりは正気だと思うけどね
お前基準の正気の話じゃない
はい、そこまで
さて…今のスズナの言葉を聞いて
お前等はどうする?
すずちゃんとは会った時から友達だよ?
それはお前の脳内だけの話だろ
あら?私も、もう友達だと思ってたけど
…え?
アヤノまで何言ってんだ…
ソノもそうでしょう?
は?
だって
もう、私達赤蘭さんの家に遊びに行ったじゃない
いや、それが何だよ
たしかに
友達じゃない人の家には普通遊びにはいかないわよね
いや、あれは強制的に連れて行かれただけだろ
…………
みんな、どうかしてるぞ
ソ~ノ?
いって!
アヤノは私の足を踏んできた
結構…強めに
ソノも赤蘭さんと友達よね?
勿論よね
お、お前等な…
むしろその先のステージまで進んでるよね~
あら?そうなの
…おいおい
マジかよ
仲がいいと思ったらまさかそこまで進んでるとは…
ごはっ!?
ん?どうした
何故かは知らないがランデブーは急にその場に倒れ込んだ
腹を手で抑えながら震えている
ソノ駄目よ
先生が死んじゃうわ
…アヤノに蹴られるよりはマシだよ
み、見えなかった…
せ、先生大丈夫ですか?
優人の質問にランデブーは手を動かして応える
どうやら死ななかったようだ
ちっ…
あ、あの…
あ、ごめんなさい
私…みんなと友達になってもいいのかな?
勿論よ
さっきも言ったけど私達もう友達じゃない
すっともだよ!
あ…
ありがとう…
私、みんなにあんな酷い事言ったのに…
本当にごめんなさい
本当に悪いと思ってるなら土下座しろよ
…みんなに貴方は含まれていないから
お…お前等二人は相変わらず仲良しだな
なんだ、生きてたのか
あぁ…いいパンチだったぞ
何の事?
…まぁ、いいさ
ま、というわけで
スズナ?
はい
よかったな
…え
ランデブーは赤毛の頭を軽く叩いた
……
これで少しは落ち着いてくれればいいんだが
先生
お、どうした?
セクハラはやめてくれませんか
は?
…不愉快です
赤毛はランデブーの頬にビンタをした
そして
セクハラ教師ランデブーは再び床に倒れた。